【ネタバレ注意】
バージョン5.3までのメインシナリオをクリアしたので、そこで描かれていない物語や世界の真相を知っていくためにクエストに挑んでいくことにしました。今回は以前に断ったら「老人の頼みを断るとは素晴らしい外道」と私を評価したホースデビルのヌッジォからのクエストです。ただのじじいだというヌッジォは、忘れたくても忘れられぬ憎たらしい美しさを誇る一番の宝物をなくしてしまったので、それを探すのを手伝うことになりました。宝物とはバッジで、魔瘴の噴出で真・魔幻宮殿に避難する際に慌てて落としたのだそうです。あれがないとワシの中身がこぼれて消えていく気がすると悲しんでいました。
魔幻都市ゴーラ跡の南西部でバッジは見つかりました。
バッジをヌッジォに渡すと「アイツのせいでワシはあんな屈辱を」と言ってきました。
バッジをきれいにしたいと言い、学芸大臣ゲメルテならクリーニングできるらしく、頼みに行きました。
クリーニング完了は完了しましたが、彫られた文字は欠けていました。その文字は図書館で調べました。
バッジの名は混沌の瞳、別名マデッサンスバッジで、マデサゴーラが即位後に作った地獄に囚われた聖者の魂が魔界の未来を見つめている様子を表しているバッジだそうです。
「げいじゅつはマデッサンスなり」がバッジに彫られた文字でした。
それをまわりにチャットでゲメルテに伝えました。大声で叫ばせた理由はなんとなく面白そうだったからだそうです。マデッサンスバッジは完全に修復されました。
ヌッジォにバッジを返すと真相が明らかになりました。
マデサゴーラが保守的なヌッジォ派の影響をデビューと同時に一掃したのでした。ヌッジォは魔界を代表する芸術家でしたが、マデサゴーラの革命は完膚なきまでに人々の心を魅了し支配したのでした。
「ようやく再会できたな、我が永遠の憎しみマデサゴーラ」
ヌッジォはマデサゴーラが現れるまで魔界を代表する芸術家でしたが、その立場をマデサゴーラに奪われたのでした。マデサゴーラを憎んだが、いつしかマデサゴーラの芸術の虜にヌッジォもなっていたのでした。