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前回までのあらすじ
鉛筆化の呪いを受けた座敷童子を救うために旅立ったアーちゃん。修行も積み、単身で敵の拠点に乗り込んだものの、呪いで悪の帝王っぽくなったリッカさんに敗れました。しかし、とどめを刺される直前、アーちゃんは一羽のフギンムニンに救われました。
「高くて怖いのです。下ろしてほしいのです。」
フギンムニンはアーちゃんを下ろしました。
「あれ?来たことある場所なのです?」
「あっ!」
アーちゃんはよしくんの家に連れてこられたのでした。
「かくかくしかじかなのです」
「それは配合パイプで作られたオリジナルの鉛筆ね」「何なのです?」
「この古文書によれば、2本のバトエンを繋いで、その2本の任意のコマンドだけを寄せ集めて、新しい一本のバトエンにできるのが配合パイプ。他にも任意の2本と融合するかのように他の鉛筆のコマンドを組み込めるパーティリーダー鉛筆なんてのもあるみたいよ」
「それはすごくすごいのです。よしくんは持ってないのですか?」
「残念ながら…」
「カーカー!」
どこからともなく、さっきのフギンムニンが配合パイプやパーティリーダー鉛筆を持ってきました。
「あなたは一体何者なのです!?」
「カーカー!」
「とにかく、これこそアーちゃんだけの鉛筆というものを作るのよ!」
「任せるのです!」
「完成したのです!」
「さすがね、アーちゃん」
「よしくん、その格好は?」
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「アーちゃんの実力を確かめるために、それらしく着替えたのよ」
「わかったのです!本気で行くのです!私はやまだのおやじの鉛筆なのです!」
「いや、アーちゃん、それはやまたのおろち…」
「間違えちゃったのです」
「私はドラクエ6の主人公の鉛筆よ。私のターンからいくわよ!」
防具そうび
「そうびって何なのです?」
「別添の六角形のキャップを鉛筆に付けて、鉛筆とキャップの同時攻撃が可能になるのよ」
「すごいのです!」
「私は破滅の盾を装備。そして盾の効果で次ターンまで攻撃は受けない」
「アーちゃんのターンなのです!」
ミス
「どっちにしてもミスなので、大丈夫なのです!」
「私のターン」
主人公:武器そうび
破滅の盾:1ターンダメージを受けない
「またダメージを与えられないのです」
「私は皆殺しの剣を装備」
「破滅の盾は2分の1の確率で勝手に外れちゃうし、皆殺しの剣は6分の1の確率で自分の残りHPを10にしちゃう呪いの装備なのに、なぜ装備するのです?」
「秘密よ、アーちゃん」
「早く決着をつけるのです。アーちゃんのターンなのです!」
しゃくねつ 全員に60のダメージ
「せっかくの面なのに当たらないのです」
「残念ね、アーちゃん。私のターン!」
皆殺しの剣:HPが10になった
破滅の盾:防具がはずれた
「やったーなのです!よしくんが呪われたのです」
「残念だけど、そうはいかないわ」
主人公:わすれる この面は全てミス
「な?」
「主人公のわすれるの特技によって、呪いの面はミスになるの。呪われる確率を下げつつ、呪い装備の強力な攻撃の出る確率はそのままというわけよ」
「だけど、ダメージ無効の効果は消えたのです。チャンスなのです!アーちゃんのターンなのです!」
全員の攻撃を1ターン受けない。さらに全員に10のダメージ
「やったーなのです!」
「かすり傷よ。私のターン!」
主人公:おもいだす この面のダメージは2倍
皆殺しの剣:全員に50のダメージ
破滅の盾:防具がはずれた
「チャンスが…」
「さっきの面のおかげで助かったのです!アーちゃんのターンなのです!」
ダイスをふり、2か3なら90のダメージ 4以上なら60のダメージ
「ダイスをふるのです!」
1
「残念、ミスよ」
その時、近くでゴシックフリルを装備したエル子が、キラータイガーとブラックタヌーの連携技クロスバギムーチョに苦戦していました。エル子のフリルがめくれ、よしくんの視線がそっちに向きました。
「チャンスなのです」と思ったアーちゃんは、よしくんが見てない隙にこっそりダイスの面を2にしました。
「おっとバトルに集中、あれ?」
「アーちゃんの勝ちなのです!」
「強くなったわね、アーちゃん」
「よしくんのおかげなのです。良いこと思いついたのです!もっと強い鉛筆を作るのです!」
パワーアップしたアーちゃん。呪われたリッカさんに再度挑みます。
「私はこのムーンブルクの王女の鉛筆を使うのです!」
謎の声が聞こえてきました。
「そんな鉛筆あったっけ?」
「アーちゃんのターンなのです!」
パルプンテ もう1回右をふる
リッカの苦手なものがあらわれた
「ひ、ひぃいい…」
リッカさんは逃げ出しました。
「やったー、勝ったのです!」
いよいよアーちゃんは大魔王と対決です。