【ネタバレ要注意】
バージョン5.5前期のシナリオはクリアしたため、メインシナリオ以外のストーリーやクエストに取り組もうと思い、アスフェルド学園の続きに取り組みました。
湖の遺跡第三層第四の彫像からはローゼンニードルを望む声が聞こえてきました。シュメリア先生が突然険しい顔になり、フランジュに話しかけました。
「師匠の仇がわかったときにどうするか、答えは出たの?重要なことよ」
「まだ悩んでます。師匠の残留思念は復讐を望んでいなかった。仇がわかったら、私は…」
それを聞き、シュメリア先生はアスフェルド湖の桟橋付近に沈む黒い箱を調べるように言いました。
桟橋に行くと釣り部のパリーが不気味な箱を釣ったと言ってきました。事情を伝えて箱を受け取って開くと、真紅の短剣ローゼンニードルが入っていました。短剣は宿願のカギに変わりました。
封印内にてタロット魔神と同属の守護者を倒して出現した残留思念はシュメリア先生のものでした。
「その短剣は私の罪そのもの。」
そこにシュメリア先生本人が現れました。フランジュの師匠ザビアナを殺したのはシュメリア先生とのことでした。
願いの力を狙う勢力から学園を守るために招かれたエージェントであったシュメリアとザビアナは最初はライバル心剥き出しであったけれども、様々な点で似た者同士とわかり、打ち解けて信頼するようになりました。しかし、ある日、ザビアナの様子がおかしいのでした。苦しみだし、シュメリアにオノを振りかざしました。シュメリアは説得を試みるがうまくいかず、自衛のためにザビアナを殺めたのでした。
シュメリアは必死に忘れようとしましたが、剣を握るたびあの感触が甦り、耐えられなくて、短剣を湖に沈めたのでした。
愛弟子入学後も罪から目を背けたものの、罪と向き合って生きていく覚悟をシュメリアは固めました。
「どんな結果が待っていても」
シュメリアがフランジュに改めて問います。
「師匠の仇がわかった今、どうするの?」
「全力で戦ってください」
「いいわ、あなたがそれを望むのなら受けて立ちましょう。ただし、全力を出させたいのなら、あやねさんと二人でかかってらっしゃい。私は双璧と称された使い手。一教師としても生徒一人を相手に全力は出せないわ。」
フランジュのレベルを武道館の願いの想域で55まで上げてから、講堂に行きました。
シュメリアは戦闘服に着替え、イオグランデ、ブラッディトルネード、ローゼンスラッシュといった技で攻めてきました。イオグランデは離れればかわせるため、そこをチャンスとして立て直しながら戦って勝ちました。
シュメリア先生を救護室に運びました。
「なぜ、戦いたかったの?あなたに望まれるのなら、命を差しだすつもりだったのに」
「私は命懸けで向き合えば相手の真実が見えると学んだ。先生に嘘はなかった。私は先生を信じたいと思います」
「どんな人間であれ、ザビアナの仇に変わりはない。あなたはそれを許せるの?」
「師匠は幸せになれと言い遺しました。だからこそ私が一番幸せになれる選択をしたい。私にとっての幸せはフウキのメンバーとシュメリアと学園で過ごすこと。」
「まったくたいした子ね」
「当たり前ですよ、私はザビアナ師匠の弟子なんですから」
「ありがとう、フランジュさん」