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冒険日誌はDQXが始まってから約半年後に実装されました。私は「『旅の足あと』完全版を保管するドラゴンクエストの図書館」というコンセプトで書いています。しかし、その時から私は日誌を書き始めたわけではありません。
初めて書いたのは「なんでもいいから日誌を書いたらしぐさ書をあげるよ」というイベントでした。
そのときに「いいね!」をもらえてうれしかったことに加え、もっと詳細に記録が残ればいいと思っていたので、それの不足を補えるということで毎日の記録を残していくようになりました。日々の些細なことも大切にしたいのです。いわゆる日課など一見同じことを繰り返していくと惰性でのプレイとなってしまいます。しかし、本当に同一行為の反復なのでしょうか。その時のパーティ編成、選択、体調などなど、全同なわけはありません。また、そうした些細な一つ一つの積み重ねが物語や成果を築いていくものだと私は考えています。故に一つ一つの出来事を大事に記録に残したいと思っています。
また、様々な方がいる中、DQXが初のドラクエプレイだという方や、一部のことだけを知ってまるでDQの全てを極めたような態度を取る狭い性格の人などを目にしましたが、そうした人たちにドラゴンクエストの真の広さ・大きさを知ってほしいと思い、日々の出来事に加えて、表面的なプレイだけでは知りえない知識・情報を加えて記すようになりました。本当にドラゴンクエストが好きな人ならば、私の日誌に何かしら反応していると思います。
それから、前に私のリアル職業がいわば「言語学者」であると一言記しましたが、そのプライドから文章表現は一応色々考えています。
例えば、以下の6つの文
私は昨日フレンドさんとグラコス強を倒した。
昨日私はフレンドさんとグラコス強を倒した。
私はフレンドさんとグラコス強を昨日倒した。
グラコス強をフレンドさんと昨日私は倒した。
私はグラコス強を昨日フレンドさんと倒した。
フレンドさんと私は昨日グラコス強を倒した。
写真にすると同じ場面を言っている上の6文ですが、文節の並び順によって言いたいことが変わってきます。この順序を誤ると読者に伝わる印象が変わってしまうのです。その辺の理論はここでは省きますが、表現は工夫しています。
タイトルを味気ない完了表現にしているのが多いのは、「スライムがあらわれた!」のようなドラクエのバトルメッセージを意識しているためです。
なお、本来は言語表現での経済性は守られるべきですが、私はあえてそれに違反する場面があります。
例えばそのうちの1つは、プレイヤーが作った略語・造語を地の文で用いないことです。様々な方が日誌を見られるので、DQX独特の言葉は公式に用いられているものを利用するようにしています。
ただ、忙しさからほとんど推敲はしていません。加えて、リアル都合で短めになることも最近は多いですが、可能な範囲で詳細にしていきたいとは思っています。気が付くと読みにくいと思われる部分や間違っている部分もあって、そこは申し訳ないです。
ここ数日、ちょっと思うところがあり、4年半前に書いた日誌を加筆や修正して、再度こうして載せることにしました。
要は以下の2点
●日々の些細な出来事も全て大切にしていきたい
●ドラクエ世界の広さ・深さ・大きさを示したい
これが私の日誌執筆のポリシーです。