あやねの冒険日誌

12月９日はドラクエ６が発売されてから26年目の日です。ドラクエ６は私がプレイしてきた４作目のドラクエ作品ですが、これがなかったら、今の私はないと思うような人生を変えた作品です。
そんなドラクエ６について、述べられるだけ述べてみようと思います。

まずは性格と能力がはっきりした魅力的なキャラクターです。どのキャラクターも感情移入しやすく、熟練度による転職システムのおかげで、そのキャラらしさをさらに強める育成は楽しかったです。特に心に残ったのは、物語もそうですが、ある通常モンスターとの戦いで複数名の味方がたまたま倒された際にザオリクで済むところを、AIのバーバラがメガザルを唱えたのは健気すぎて驚嘆したことでした。
転職で覚えられる特技の中でも最高峰なものの一つがギガスラッシュです。ギガスラッシュはドラクエ６の発売の半月前頃に発表されました。ダイの大冒険で登場したギガストラッシュを彷彿とさせるかっこ良さを感じました。苦労の末に覚えると、ドラクエ５までは最高威力のメラゾーマ やギガデインが200程度のダメージなのに対して、ギガスラッシュは400程度のダメージが出たためにびっくりしました。
ゲームバランスや世界観拡大の都合上、今ではギガスラッシュ以上のワザも登場してしまっていますが、ドラクエ６発売同時のインパクトから私の中では最強特技の一つと思っています。
仲間モンスターとしてはドランゴとロビン２は印象的です。ドランゴは私の現実世界の仲間内で私が一番に仲間になることを発見しました。当時はネットはないので、手探りで色々見つけるのは楽しかったです。ロビン２はドラクエ史上初の２回行動できる仲間であり、びっくりしました。
ドラクエ６は極めることの楽しさを教えてくれた作品でもあります。はぐれメタルとランプのまおうを仲間にしたり、ほぼ全ての仲間をレベル99にしたりできたのは、ドラクエ６が初でした。某大魔王の言ういかなる美酒も敵わない酔いです。
ドラクエ10でコインボスとして出るムドーもドラクエ６で初登場しました。ムドーの名は発売前情報で公開されていましたが、パッケージイラスト背景のデスタムーアがムドーと思っていました。実際に目にしてムドーがCDシアターにてバーバラ曰くの「太った蜥蜴の親分」のような外見だったので、老翁はラスボスだろうけど名前は何だろうとデュランが明かすまで気になっていました。ムドーをはじめとした五諸侯で体系的に組織がしっかりした敵組織は魅力的でした。
ボスだけでなく、ファーラットやきりさきピエロなどのモンスターのデザインも良く、今でも機会があれば眺めに行きます。
また、ダークドレアムはドラクエ６で初登場し、様々な作品で登場します。ドレアムの正式な存在設定はドラクエ10で固まりましたが、20ターン以内に倒した後に起きる特殊イベントで目にするダークドレアムの強さはドラクエ世界のどのボスよりも強いと思わされます。ゲームバランス上のステータスではダークドレアム以上のモンスターはいますが、世界観上ではドレアムが最強だと私は思っています。

今回はこの辺りで一旦切りますが、他にも機会があればいずれ記したいと思います。