前回のあらすじ
美味しいお団子を食べに別世界に行っていた白い毛玉アメリアことアーちゃんが、エビルプリーストが所持する黄金の腕輪をたまたま見つけて身に付けたら、進化の秘法が発動し、理性なき怪物となってアストルティアで暴走し出したのでした。
ンギャァァォォギャァァォォ!!なのです( ゚Д゚)
暴走するアーちゃんを討伐するためにアストルティア防衛軍が立ち向かいました。
ザバ!
ヒャダイン!
メラハリケーン!
呪文チームが攻撃呪文を打ち込みますが、アーちゃんはマホステを唱えて無効化しました。
ボミオスブレード!
ポイズンガトリング!
ライトニングデュナミスセイバー!
呪文がダメなら斬撃や体技でパワー型の隊員が向かいますが、アーちゃんはしんくうはで吹き飛ばしました。
アーちゃんの暴走を止めるべく死力を尽くした防衛軍は全滅寸前でした。
総帥Mが嘆きます。
「も、もう、終わりか…」
アーちゃんが巨大な気功波を放ちました。
遠くから戦闘を眺めていたオーディス王子が叫びました。
「父上ー!」
「なんという怪物じゃ。このままではアストルティアは滅んでしまうぞ」
「え?あれ?ち、父上?あそこでアーちゃんと戦っていたのでは…?」
「わしはずっとここにおったぞ」
「そうだぞオーディス。それより、アストルティア各国に急いで伝えよ!災厄の毛王アメリアを討伐するために。」
ナブレット団長の元にもアーちゃんの暴走を伝える手紙が届きました。
「なんだと、あのアーちゃんが…。あいつは元々とんでもない力を秘めていたのは知っていたが、こんなことになるなんて。ここはあのサイヤ人を呼ぶしかない。
ナブレット団長はアクロバットケーキを掲げました。しかし、何の反応もありません。
「これは、オレがやるしかないのか」
ナブレット団長はメドウさんの元に来ました。
「メドウさんは確かどんな願いも叶える力を持つ竜を確かスカウトしていたよな?」
「ああ、その通りじゃ」
「世界の危機なんだ、会わせてくれ。頼む!」
「わかった」
ナブレット団長が神竜に願いを言います。
「オレの中に眠っている力を解放してくれ!」
「やだ」
「なんだと、ぐぬぬ。なら、この『ドワコバニー』をやるから、願いを叶えろ!」
「どれ、考えてみよう。どれどれ。これは…よかろう、内容もいいのでおまけしてやる。」
「こ、これは力が湧いてきた!これならいけるな!まってろ、アーちゃん!」
ナブレット団長がアーちゃんを止めに向かいました。さて、どうなるのでしょうか?
続く