私のフレンドのザイガスさんですw
一年が既に立ちましたが、この一年の中で、ドラクエ10のコンテンツの好き嫌いが逆転したものがいくつかあります。ザイガスはだんだん好きになったモンスターですw
ちなみに、ザイガス初討伐時は盗賊×2、武闘家×2で常時HPアップスキルなしという偏ったPTで勝ちました。
今回はそれを用いたお話です。
「ザオラル!」
悪魔ザイガス強が生き返りました。
「まさかお前がオレを生き返らせるとはどういうことだ?」
「そもそも、あなたのエネルギー源、すなわち主食はプクリポ。私とあなたが争う理由は本来ないわ。」
「確かにな。だが、オレを蘇生させた理由が分からん。」
「これを見て。」
私はザイガスに一枚の依頼書を見せました。
なぜかファーラットが大量発生している。チルドレンが安心して出歩けるように、ファーラットを2222222匹討伐してほしい。
「なんだぁ~、これ?」
「ナブレットの出したファーラットの乱獲を指示する依頼書よ。そもそもファーラットが増えたのはマナーの悪いプクリポが食べ散らかしたお菓子の欠片が散乱したためよ。責任はあのケダモノ自身なのに、それを私の大好きなファーラットのせいにしている。」
「ほお」
「さらに、プクリポの悪さはそれにとどまらず、人を小馬鹿にして楽しみ、面倒な要求を一方的にして礼すら言わず、人の親切をうざいとかしつこいとか言い、挙げ句の果てには、リアルで業者と繋がり不正アクセスに加担するなど、腹黒い種族よ。見た目の愛嬌で人を騙し、後で裏切るとんでもない種族よ!」
「最後のはよく分からんが、そう聞いていると、なんか悪魔のオレでも酷いと思えてくる。」
「私はこういう悪種族プクリポの絶滅を望むわ。あなたの力を貸して。」
「つまり、オレは飯が食えて、あんたは害獣駆除ができる。利害一致というわけだ。」
「そうよ。」
「グヘヘ、いいねぇ!」
「さらにあなたの体にはぐれメタルキングの細胞も移植し、全ガードブレイクの特性も与えたわ。さらに、このスキルの種を114個あげるから、食べていきなさい。今のあなたは『最強悪魔ザイガス』よ!」
「いいねぇ!じゃあ、殺ってくる!」
「頑張って!タンバリン!」
「ザイガスです。」
しかし、うっかり者のザイガスはスキル振り割りを誤り、戦闘中に自然と眠ってしまうウトウトの特性を身に付けてしまいました。
そのため、最強悪魔ザイガスが寝ている間に、プクリポのしぇれむ&みうの愛のパワーの前に敗れ去りました。
「す、すいませんでしたー!」
「この、役立たずがぁー!」
怒りのシャイニングアローをザイガスに放ちました。
「ぐはあ!」
「軽佻浮薄を明朗快活と勘違いし、自由奔放と自分勝手の区別の付かない臭い獣め!次はこうはいかないわよ!」