エコーズの冒険日誌

試練の門、圧倒的に楽なレベル上げ方法として瞬く間に広まっていきましたね。玉給30万超えですから、サポックスで12万、エモリアーで19万、しかも手に入るゴールドドロップアイテムもゴージャス。


それゆえ、30分で全部回るため、野良だと中々厳しい条件で募集されることもあります。育成のためのつもりなのに職業を指定して募集していたり、ムチスキルに振ってないスーパースターさんが誘われた後に告げた途端蹴られたり、ゴールドフィンガーしない盗賊さんやバイシオンの更新をしない旅芸人さんが怒られてるのも何度も目にしました。




先日（正確には本日未明）今週分の試練の門が未消化だったので夜遅いながらもフレさんを誘って行くことにしました。


ですがそのうちの１人が途中から無言に。何かお気に召さない言動を言ったからだろうか……


と思い、その方の冒険日誌を見ると、戦闘中に口出ししすぎて嫌悪感を覚えた、野良特有の空気に染まってて辛かった、と。




そうでした。そうですよね。そのとおりです。
私は試練の門を、いわゆる「売り」に出さないのはフレさんと行きたいから。なのですが、


何故フレさんと行きたいのか。
フレさんとどのようにして攻略したいのか。



もっとも肝心なことを忘れてしまっていた。



野良で経験したことで、いくつか「こんな攻略法もあったんだ！」という事実に触れることもありました。

ビッグモーモンやモヒ＆バッファにボケが効くこと。
ブラバニクイーンや潮風のディーバにおたけびが効くこと。
ゼドラゴンの「ミサイル」の吹き出しが出た直後にベホマラーを選択するとベストなタイミングで回復できること。
エレメンレッドとエレメンブルーはマヒャド、マヒャデドスが効きにくいからメラゾーマで優先的に倒すと事故が少ないこと。


それを伝えた方が30分でより多くの門を回れていいだろうなと。





違うだろ。



効率を求め過ぎるあまり、ギスギスした空気に包まれては何の意味もない。
終わった後に嫌な気持ちでおかえりいただいては何の意味もない！
そうしてお互いに残った感情に一体何の意味がある？


フレさんと行きたいのは、試練の門を楽しくやりたいから、


「楽しむ」


この一言のためだったのではないのか？！


レンジャーさんがマヌーサしていたのは僧侶さんの負担を減らすためであり、戦士には出来ないことでもあり、決して無駄な行動ではない、その好意を誤解していないか。

たたかいのうたの攻撃力アップをゴールドフィンガーしなかったのは、手早く敵を倒した方がいいという意思のため、それを誤認していないか？

そんなおせっかいが過ぎる発言のせいで相手が傷つくのを全く気付いていない、にも関わらず上から命令を連呼する、それを誤想していないか！



逆に、フレさん同士だからこそ、テンプレの構成から離れた、「この職業ではこういう戦術も可能なんだ」といった発見の場であり、


なにより、先のフレさんの日誌のとおり、自分が、自分の職業がなにを出来るか、そして仲間の行動に合わせた最適の行動を考え、行動に移す場なのではないのか……


どうぐ使いであれば、スキルポイントが足りないから使えないけれど、弓聖の守り星やジゴスパークなどでサポートにも回れるはず。




何もかも、何もかもが間違っていた。
自分の考えの浅はかさを、そして其の方への非礼を、ここで謝らなければいけません。




そのとおり、野良特有の空気に飲まれすぎていたのは明らかであり、それを一介の場で払拭しきれなかったのも確かです。

お気を害してしまったこと、まことに申し訳ございませんでした。


こんなナリですが、今後も機会があれば、また試練の門、ご一緒に誘わせてはもらいませんでしょうか。


お返事をいただくまでに「楽しむ」ための場作りを尽力しておきます。