皆様、ごきげんよう!
今年は1月2日の爆弾投下からお付き合いを頂きましてありがとうございます。今年も残すところ僅かになりました。皆様に日頃の感謝の気持ちを込めて、わしが今年発掘したネタをご披露致します。
エテーネルキューブを使い、時は1985年の7月のK市にやってきました。当時は自動販売機でムフフな本を販売する自販機本が、街の中に数か所設置されていました。深夜の時間帯にひっそりと少年が家を抜け出し自販機本でムフフな本を購入する行為が全国的に問題になり、その後、自販機本が姿を消しました。
夜な夜な自販機本を買いに来る少年の目撃情報が14件もあり、全て同一人物であると本官に通報があった為、わしは、ここで張ることにした。
刻は22時を過ぎた頃、「おっ!あの怪しい少年は何だ!」、「あ、逃げた!」と不覚にも取り逃がしてしまった。
さてさて昨日の深夜の目撃情報でもないのか、聞き込み捜査をしようではないか。
ふむふむ、14件の目撃した少年はどうやら、ここの家に住んでいるらしい。
ムフフな本を手に入れていないから今日も買いに出かけるかもしれないから、自宅を出たところを取り押さえてやろう。
と深夜になるのを待った。そして、例の少年が自宅から出て自転車に乗ろうとしたところを取り押さえた!
「取り調べがあるから交番まできなさい!」と連行した。
ところでどうして深夜に外出をしたのかね?
「眠れなかったから」と少年は答えた。
ふむふむ、ムフフな本が欲しくて眠れなかったのかな。
と両親を呼び出し、学校にも連絡を入れ、翌日、学校に両親が呼び出され、そして全校集会があった。
中学2年の7月に起きた黒歴史である。
同じ校区に住む多くの人はこの事実を知っている。
少なくとも14冊は購入している。
他に購入した生徒はいなかった。
と言う事だ。
わしがこの事実を探り当てたのは、一つの情報からだった。
博多の出張からの帰りに鞄の中にムフフな本が入っていて、それをポケットに入れて外出していたと言う事だ。
要は、常用していると言う事は、東北への出張で利用する高速バスの中にも持ち込み読んでいるに違いないと思った。それは大正解だった。
ここまで執着するとなると中学2年の時に補導された理由は、この系統のものへの執着しかないと思った。昭和60年の時代背景を考えると自販機本の存在が脳裏に浮かんだ為、これに間違いがないと思った。それも大正解だった。
高速バスの後部座席に乗るという情報があった。3列ある中で死角になるA列の10Aの座席を選んでいると読んだ。それも大正解だった。全て10Aだった。
彼の趣味や嗜好の方向性をベクトルの向きとして、その強さをベクトル力とすれば、ベクトルの向きは性格が内向的な故のものであるが、ベクトル力は人よりも異常に大きい。だから、何かにつけ過激な傾向が見受けられる。今まで趣味が問題と思っていたけど、それが間違いであり、問題なのはハードかスーパーハードを好むと言う事だ。トリニティでもスーパーハードなシャゲダンをする。同級生に対してもスーパーハードな報復をする。趣味もスーパーハードを好む。
もし社交的な性格ならば、言葉では言い難い遊びを楽しむ趣味を持っていただろう。
そう考えると、今の内向的な性格の方が、まだ良かったと言える。
今のままの内向的な彼をトモダチとして仲良く遊ぼうぜ!
そして次は有馬記念と言えば馬ネタです。これもご期待下さい。