皆様、ごきげんよう!
冒頭のタイトルやけど、何だか物騒やな。
我等は忠義の勤王思想や。義理堅く仲間を裏切らない、そんな民族や!しかし、世の中には欲深き罪人がいるんや。
時は室町時代にまで遡る、斯波氏の家来として織田氏がいた。織田氏は忠義深く勤め守護代である斯波氏からの信頼を得て尾張国を任せられた。その分家筋から織田信長が出て、安土桃山時代を経て江戸時代に至る歴史を持つ。江戸時代の大名の6割が尾張、三河の出であると言われている。我等の先祖の多くは清和源氏、桓武平氏、共に従って来た古来からの氏族や。言わば、我等は皆兄弟姉妹であり一致団結をして共存共栄の精神で日々を送っている。
しかし室町時代は不幸な事に、下剋上の時代だった。家来が主君を倒して国(守護代)を奪うこともあった。
斯波氏の家来の織田家は忠義深く室町幕府に対しても忠誠心があった。弾正の家柄であるが故、都落ちをした公方を助け上洛をして征夷大将軍にして将軍を中心とした秩序に戻し、都の復興と治安の維持に貢献をした。
ところがだ!世の中には不忠者がいる。
主君から国を奪い自ら守護代に付く欲深き罪人、下剋上で越前国の守護代になり上がった朝倉氏や。織田氏と朝倉氏が犬猿の仲と言われるのは、朝倉氏は主君を倒して国を奪ったからである。忠義者の織田氏が目の敵にして当然である。
アストルティアにも不忠者がいる。欲深き罪人や!
共に遊んでくれる仲間を裏切り、又、奥さんや娘さんを見捨てて、リア女性の相方への道を歩んだ不忠者がいた。
そして高校時代も酷かった。
同級生が不良に絡まれ暴行と恐喝を受けていて相談に来た。
丸坊主にして喧嘩の強い奴の舎弟になる事を進めた。
普通ならば紹介をして1000円を喧嘩の強い奴に支払い、丸坊主にして貰えば良い。しかし欲深き罪人は、2000円を預り、半分の1000円で喧嘩の強い奴にお願いをした。
普通に考えたならば、半値を差っ引くことはしないやろ。
困っている人からお金を抜くなんて出来やしない。
共存共栄の精神があるならば、お互いを助け合うのが筋や。
しかし奴は、毎回1000円を抜いた。そして味を占め自ら勧誘を行った。
不良たちはカモから恐喝できなくなれば、別のカモを探す。そうカモが丸坊主になれば、新たなカモを探す。そして新たなカモに勧誘をして毎回1000円抜く事を繰り返す。まるでマッチポンプ見たいなもんや。
1000円抜かずに助ければ良いのにと思うのが我々の常識や!
弱いものからお金を抜く罪悪感もない新の罪人がいる。
このアストルティアでも問題ばかり起こして来た。チムメンを見殺しにして遊んだり、破格のゴールドを請求したりと争いごとばかり起こして来た。そして自分がチームリーダーへの野心が高く、初対面の人にも、本当は自分がチムリになるべきだったと平然と言い放つ。
欲深き罪人と対立したチムメンは、リーダーを立ててチームを纏めようとしていた。そんなのが邪魔で嫌がらせをしてチームから追い出して、チームの支配者へとなり上がったのであった。
この欲深き罪人こそ、ぼっち君である。
そして、ぼっち君の父親の生まれ故郷は越前国である。そう斯波氏から越前国を奪った朝倉氏が守護を勤めた国だ。公方も助けなかった。
チームを奪う、お金を奪う、女性も奪うと欲深き罪人や!
我等、忠義には考えられない罪人や!