かみつまの冒険日誌

諸君　私はケモ耳が好きだ

諸君　私はケモ耳が大好きだ


猫耳が好きだ

犬耳が好きだ

熊耳が好きだ

兎耳が好きだ

狐耳が好きだ

馬耳が好きだ

狸耳が好きだ

鼠耳が好きだ

狼耳が好きだ


少年も　少女も

お兄さんも　お姉さんも

爺さんも　婆さんも

獣人も　人外も



この地上のありとあらゆるケモ耳が大好きだ


活発なケモ耳少女が好きだ

感情が高ぶった時にケモ耳がピコピコ動くのを見た時など心がおどる


内気なケモ耳少年が好きだ
臆病で人見知りでいつも主人の陰に隠れている様子を見た時など胸がすくような気持ちだった


人間に対してトラウマや憎悪を抱えているケモ耳が好きだ

主人公一向に段々と心を開いていく様など感動すら覚える


帽子やフードを脱いだらケモ耳がこんにちはする様などはもうたまらない

人間に受け入れてくれるだろうかと恐る恐るさらけ出していれば最高だ


今までケモ耳に興味のなかった友人や知り合いが自分の布教によってケモ耳の魅力に気付いた時など絶頂すら覚える


異種間での恋は禁忌の世界で思いを寄せた幼馴染がケモ耳だと知って感情を滅茶苦茶にされるのが好きだ

ケモ耳は異端者とされ、迫害され蹂躙されていく様はとてもとても悲しいものだ

SNSのタイムラインがケモ耳に埋め尽くされる好きだ

「ただ可愛い子に動物のカチューシャ付けてるだけじゃね？」と戯言を言われるのは屈辱の極みだ


諸君　私はケモ耳を天使の様なケモ耳を望んでいる

諸君　私に付き従う大隊戦友諸君

君達は一体何を望んでいる？


更なるケモ耳を望むか？

至高で極上な神の様なケモ耳を望むか？

モフモフの限りを尽くし桃源郷の様なケモ耳を望むか？


『ケモ耳！　ケモ耳！　ケモ耳！』


よろしい　ならばケモ耳だ


我々は渾身の力をこめて今まさに振り降ろさんとする握り拳だ

だがこの暗い闇の底で半世紀もの間堪え続けてきた我々にただのケモ耳ではもはや足りない！！


大ケモ耳を！！

一心不乱の大ケモ耳を！！





p.s
尻尾も実装お願いします