ごっくんの冒険日誌

やぁ、良い子のみんな！昨日はショタ会だったよ！
ん？ 感想はひとことだね。

ガキってこえーーーーっ！！！

いやもう、ほんと、大変だったぜ！

そもそもショタのコスプレ(←どんなんかわからない人は俺の顔のアイコンをポチッとしてプロフィール画像見てね)した俺にフレが「あんた、ヤバい！若作りのおっさんにしか見えない！」と言い放った時から、頭上に不穏な暗雲が立ち込めてたんだよ

でもポジティブな俺はめげずに行ったさ、ショタ会に！
遅刻して会場に着いたら、俺の腰ヒレくらいの背丈のチビが駆け回ってやがる。

うーん、完全に浮いてるぞ、俺！
人間の群れに混じった巨人の気分だぜ！
せっかく買った黒猫パーカーも、フレの言ったとおり、ただの若作りのおっさんにしか見えねぇ！
そりゃそうだわ。
進撃の巨人がかわいいパーカー着てても、全然かわいくねぇもんな！

まあ、こいつらだって中の人はおっさんなのかもしんねぇが、見た目がちっちゃいだけでかわいく見えちゃうんだから、ネトゲってほんとこえーよな！

ま、とりあえず、だ。
俺はこいつらに何とか溶け込まなきゃなんねぇ！
そうだ！子どもの大好きな(いや、だから、こいつら中身はおっさんだってば)雪だるまになってみよう！ ・・・・・・・

何やってんだ、俺？
みんな引いてんじゃねーか！
イタい！イタ過ぎるぞ、俺！

と、思ったら！
ひとり、ふたりとガキどもが集まって来たぜ！
よっしゃあーー！これで俺も人気者だぁ！

ふっ、しょせんガキなんてちょろいもんだよ。
雪だるま見ただけで目を輝かして駆けてくるんだからな・・・って、おいこら！ちょっと待てー！
花火かけるな、花火！
溶けちゃうじゃねーかよ！

「やめなさい！おじさん溶けちゃうから！」
「やーい！溶けろ溶けろーー！」
「あん、熱い！ほんとやめてぇー」
「こいつ美味しそうだな！食っちゃおうぜ！」
「え？食うって・・・あああ、削るな、こらぁ！」
なんと、俺の身体を削ってカキ氷にして食い始めるガキどもであった！ 「やめなさい！そんなに食べたら、おじさん、なくなっちゃうでしょ！」
「だって、おじさん、どうせ春になると溶けちゃうんでしょ？短い命なんだから、ここでカキ氷になっても一緒じゃん！」
「うっ、確かに！ じゃあ、食べていいから、せめてシロップは練乳にしてぇーーーっ！」

って、ガキに言いくるめられてんじゃねーよ、俺！
てか、ショタ食いに来たのにショタに食われてる俺って何なんだよ！
もう意味わかんねーわ！

カオス！カオスチャイルド！
ほんに恐ろしきはショタの世界やーー！

とか言ってるうちに、ふと気づいたら、なんと隣にメスの雪だるまと、ちっちゃい子どもの雪だるまがーーーっ！ え、何なの、これ？

「ふふふ、私たちの子どもよ！」
「ええーーーーっ！ だって、俺、あなたとデートもしてないのに！なんで子どもが！」
「そういう世界なのよ、ここは」
「いや、どういう世界ですか、それ！」
「お父さん、往生際悪いよ！ちゃんと責任取って認知してよね！」
「やだ！絶対やだ！」
「ええええーーーっ！ひどーい！」
「いいか！お父さんは卑怯者だから絶対認知なんかしねーぞ！」
「じゃあ、授業参観どうするの？」
「授業参・・・って、知るか、そんなもん！」
「でも、どうせお父さんは春になると溶けちゃうから、仕方ないわよ」
「えー！お父さん、春になったら死んじゃうのー？」「うむ、雪だるまだからな！死んで欲しくなかったらお父さんを冷凍庫に入れときなさい」

何だよ、このシュールな会話！
でも結構面白くなって来ちゃったんだけど、俺！

まぁ、そうこうするうちにお開きの時期となりましたー！
全員で集合写真だ！はい、チーズ！ 雪だるまで記念撮影、初めてだわ、俺！

いったい何のイベントだったんだ！

面白かったけどな！

いやぁ、ショタがあんなに恐ろしい生き物だとは知らなかったぜ！

でも、また行っちゃうかも！
フレにもなったしな！

ガキども、かかって来いやーーーっ！！！