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翠将撃破の勇士

ごっくん

[ごっくん]

キャラID
: FD199-131
種 族
: ウェディ
性 別
: 男
職 業
: 天地雷鳴士
レベル
: 130

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ごっくんの冒険日誌

2018-01-30 21:46:47.0 2018-01-31 05:39:31.0テーマ:その他

猫街ダイアリー(恐るべき猫どものボスが発覚した件)

俺の住んでる雪原地区が
目つきの悪い猫どもに占拠されてる件は
以前話したよな?
(1/27の「僕が猫語を話せるわけ」参照)


これがさ、
最近ますます治安が悪くなってきて
やつら、銀行やバザーのあたりに
ヤンキーみたいにたむろってんだよ!

今日も銀行で金おろした後に帰ろうとしたら
ヤンキー猫どもに取り囲まれたので、

「すんません!勘弁してくださいー!」

思わず土下座しちまったじゃねーか!!!

だって俺、弱ぇーんだもん!
まだエンジェル帽かぶってんだもん!
何度も転生してレベルカンストした猫どもに
腕力で敵うわけないっしょ!

「すんません!あんたたちのシマ荒らしちゃって!てか、俺、ここに住んでんですけど・・・」
「・・・・・・」
「あ、そういう問題じゃありませんよね、はい!わかります!住んでてすみません!いや、生まれてすみませんーーー!」
「・・・・・・」
「なんすか?お金ですか?もちろん差し上げますよ!喜んでー!だからお願い!見逃してぇ!」
「・・・・・・」

俺の必死の嘆願にも顔色ひとつ変えず、黙って見据えるヤン猫様たち!

何!? 何が欲しいの!?
口で言ってよ、わかんねーから!
あ、でも猫だから喋れねーのか!

取り引き飛ばして来ねぇとこみると、
どうやらカツアゲ目的ではないらしい。

じゃあ、何が目当てっ?
もしかして俺の身体ーーっ?

いやん、そんなぁ!
こいつら、俺が好きなのかっ?
こんな土下座しぐさしてたら、
さも後ろから襲ってくださいと言わんばかりの
無防備さなのか、俺っ!?

などなど、様々な思いが脳内をめぐり、
悶々としてた俺だったのだが、突然!






何も言わずに去って行く
謎のヤン猫たちなのだった!

おーーーい!
俺まだ無防備に土下座してるんですがーー!
俺の身体はいらないのーーー?

おーーーい!
おーーーーーーーい!
置いてかないでぇーーーーーー!!!

まったく、どんな放置プレイだ!
意味わからん!

それにしても、だ!
ヤンキーには必ず頭がいるもんだよな!
いったい、こいつらのボスは誰なんだ!


と、思ってたら!

なんと!
さっき俺を取り囲んだやつらの中の一匹が
ボスに報告に行くのを目撃しちゃったぜ!

そのボスとは・・・・・・・!!!











ええええーーーーーーっ!!!

バトンちゃんかよーーーーーっ!!!

ひぃーーーーーっ!!!

バトンちゃん、しょっちゅう俺んちの前に立ってるから、てっきり俺のファンになったプク女がストーカーしてんのかと思って放置してたら、ヤン猫どもの頭領だったのかーーー!

うーむ、驚くべきバトンちゃんの正体!

人は見かけによらないってのはほんとだねぇ!

こないだはショタで、今日はプク!
見た目かわいいヤツらの闇はハンパねーぜ!

俺はすっかり人間不信になり、
フレの家に相談に行ったんだが、
あいにくフレは不在で、
代わりに頼れるアニキを発見!

あ、アニキーーーーー!!!
俺の悩みを聞いてくださーーーい!







「アニキ、アストルティアって、ほんとは怖いとこなんですねぇ」
「・・・・・・」
「そんな世界で冒険してるアニキ、尊敬しますよ!俺もアニキみたいになりてぇ!」
「・・・・・・」
「アニキ、相変わらず無口っすね!だけどそこがクールでかっこいいっす!」
「・・・・・・」
「アニキ、俺たち話が広がりませんね・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」




あああ、ラウル兄貴もコミュ障かぁー!

しゃーない!
俺は俺で逞しく生きてくぜ!

今夜はこれから男魚集会だーー!
フレ増やして凱旋するぜ!

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