ポン・ポコナの冒険日誌

それは星降る夜の事でした

今年の七夕祭りは相方と行きたいな…

誘ったら、来てくれるかな…

片思いな気持ちを打ち明けたら

……でも 彼女は皆に愛され

七夕の夜は予約でいっぱいだから

最後の夜はダメ元で誘ってみた…

…急な誘いでしたが快く『いいよ♪』

と、鯖を確かめ星降る丘に向かった。 縁日を抜け鳥居をくぐるとそこに

星を見上げる彼女がいた…

気配に振り向く彼女は目が合うと

フッと、優しい笑顔で安心したかのように

『こんばんは♪』と囁いた

しどろもどろしていると…

『やっと会えたね^ ^』と

遠くのカップルを見て
ギュッと袖をつかんだ

『ねぇ、花火しようょ』

子供みたいに はしゃぐ彼女の後を追って

縁日をまわった…

少し離れた暗がりに着くと

フワッと浮かび上がる線香花火の灯りが

彼女を より魅力的に照らした 『このまま、時が止まればいいのに』

彼女は 今にも落ちそうな光を見つめ

誰にともなく呟いた

それから どれくらいの時間が経ったのだろう… 『はい、時間で～す』

２０分コース
毎度ありがとうございました
内訳
基本料金　　　　　　30000G
浴衣レンタル　　　　 8000G
袖ギュ　　　　　　　 5000G
花火代　　　　　　　10000G
甘い言葉　　　　　　 2000G

計　　　　　　　　　55000G

尚、延長は
Ａコース　　　　　100000G～
Ｂコース　　　　　500000G～
プレミアムプランは要相談で承っております

来年は相方と来たいものです

(この物語はフィクションです)

相方って…なんだろぅ
美味しいのかな？
気ままなポコにはついてこれないだろうな 笑