うつくしきもの。攻めを避くほどの飛び跳ねしおしり。うさぎの子の、うさぎの鳴きするに踊り来る。二つ三つばかりなるちごの、急ぎてはひくる道に、いと小さきちりのありけるを目ざとに見つけて、いとをかしげなる指にとらへて、大人などに見せたる。いとうつくし。頭は兎そぎなるちごの、目に髪のおほへるをかきはやらで、うちかたぶきてものなど見たるも、うつくし。
懐かしいよねぇ。これ高校とかの古文でしたよねぇ。え?!このままじゃ意味がわからないって?しょうがにゃいにゃあ。。
絵付きで現代語訳つけるよー。
【現代語訳】かわいらしいもの。攻撃を避けるときの飛び跳ねたおしり。
[訳]兎の子が、人がウサギの鳴き真似をすると、踊るようにしてやってくること。
[訳]二、三歳くらいのウサギが、急いで這ってくる途中に、ほんの小さなちりがあったのを目ざとく見つけ、とても愛らしい指でつまみ、大人などに見せている様。
[訳]髪型を、肩の高さで切り揃えた兎の児が、目に髪が覆いかぶさっているのを払いのけることもせずに、首をかしげて物などを見ている様子なども、かわいらしい。
ほんとかわいいよねー。ウサギ最高!うさうさ。