よっちゃんの冒険日誌

皆さんは都市伝説とか信じますか？
世の中には真実の不明なまことしやかな話が点在しています。大体は作られた嘘の話ばかりですが、たまにホンモノに出会う人もいます。その時そのひとは不幸になるのか、幸せになるのか。。。
今回はそんな物語となります。 こんにちわ！うさぎのよっちゃんです！
土曜の夜のクラブ活動EPPにレギュラーで参加してます。いつも33サバで、大量のプクと保護者でキャッキャっうふふと楽しんでるよ！
　
けど最近なんかきな臭い噂を聞くんだよね。。
曰く、秘密裏にぷくが売却されている。
曰く、地下アイドル活動を行っている。
曰く、地下で強制労働を強いている。
曰く、怪しいモノを信仰している。。。etc

こんな平和なふわふわきゃきゃっしてる団体、EPP(えへんぷいぷい)に全く似合わない話ばかり。適当いうとしてももっと信憑性ある話にしないとだめだよーねー！ほんとこんな嘘つくやつはどんなうさぎだ。まったく！！ﾌﾟﾝｽｺ まずはいつもの皆で集合写真！
会長が本日の活動内容の紹介などしてるよ！

あ、あれ？

なんかメンバーの一人が隔離されたとこにいる。。

どーやっていくんだろう。。
声をかけたけどこっちの声は聞こえないみたい。

周りのみんなも気づいてないような。。うーん。

この後副会長に話しかけられて振り向いたらこのメンバーは居なくなってました。気の所為だったのかなぁ。。

さあ次は、大神官にあいにいくよ！
ということで一枚目の写真となります。

今回は大きな宗教施設で行うEPPでしたが、なんかお固い話とかで全く興味ないんだよねぇー。うちは宗教とか信じてないから飛び跳ねたして遊んでまーす！

ドカッ！！


うっ。。。。 どうやら意識を失ってたみたい。。。

気づくと縛られてました。。

「えっ！？

な、なんで！！
み、みんなどうしたの？顔が怖いよ？？

あと、うち縛られてるし。。じょ、じょうだんはやめてよぅ。。。」

しかしみんなはなんの反応もなく虚ろな目でゴニョゴニョとお祈りのことばを捧げてるだけでした。。

私の前に来たいつものメンバーが三賢者だとかなんとか、私がEPPの禁則事項を侵したとか話してます。。え！そんなん聞いてないし！！

私の抵抗虚しくそのまま地面に貼り付けられました。
クソー！外せ！！

こんなことしていいのか！赤鎧に訴えるぞー！！　
あぁ、嘘です。何も言いませんので、許して！！

何そのひのついた棒！！鎌とか。。。

え、やだやだやだー！！


ぎゃー！！！！


。。。。。。　　




会長「ククク、これで封印を解く鍵はあと２つ。。」

うさぎは薄れゆく意識の中、そんな言葉を聞きました。しかし、誰にも伝えることなく彼の冒険の書は消えてしまったのでした。。。


ストリーテラー「彼は都市伝説を信じてなかったばかりか自身が都市伝説になってしまいました。都市伝説が偽物であれば自身も偽物であるという状況はさながらシュレディンガーの兎です。しかし、この話を信じるか信じないかはあなた次第です。でも次にでんせつになるのはあなたかもしれませんね。。。」

(終)