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聖者

シーン

[シーン]

キャラID
: YX176-339
種 族
: エルフ
性 別
: 男
職 業
: 僧侶
レベル
: 130

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シーンの冒険日誌

2013-12-13 14:40:44.0 テーマ:モンスター・ボス討伐

ついカッとなってパーティを組んだら××がごり押しをはじめたりする話(後/前半)

結果から書こう。

私たちは苦戦の末、ソーサリーリングを勝ち取った。

なんだ、自慢か?
そう思われるかもしれない。
事実そうなのだろう。
この文章だけを見れば、だ。

だから敢えて最初に結果だけ書かせて貰った。

はいはいどーせ前のガイアなんちゃらとか
カップヌードル野郎みたいに熱血面白く倒したんでしょー、
ごちそうさまげっぷげっぷー。

とか思われるかもしれない。
ゲップなんて下品な行為しませんって?
だったらコーラでも飲んでろ。
ポップコーンもつけてだ。
あと映画見るといいかもな、定番のコメディ映画とか。
ハングオーバーとかオススメだぞ。パチモンには注意な。

そんなことはどうでもよかった。
ともかく、本題に入ろう。いつも入るの遅いけど。


ベリっちを倒したその日。
持て余していたカードの扱いをどうしようかと考えていた私だったが、
折角なので最近誘ってないメンバーを誘ってボスに挑むことにした。
つよぼす討伐もやらなくなって久しいしな。
ここはパーッと…。

パーッと、何かが記憶から無くなっていたような気がする。


『猿(バズズ)殴りに行かないか?』
私は久しぶりにイオナさん…爆裂教祖に声を掛けた。
最近格闘スキルにハマっている【 後 衛 】だが、
ノリと勢いと何故か勝つ能力が備わっているので、結果的に問題ないとされる人物だ。
そう、結果的に問題はなかった。結果だけ見れば前述の通りである。

彼女は即答でOKしてくれた。
やはり猿を殴りたそうにしていたので【許 可】はした。
どうせ石も投げるんだろうが。

先ほど爆裂教祖とは言ったが、随分前の日誌に書いたとおり、
何故か石つぶて…投石にも興味を示されておいでだ。
猿に石投げるとかマジありえねえだろコイツと思ったが、
一度投げられてしまえば何、問題ない。
【多 少】投げられようが【行 動 に 支 障】が無ければ【問 題 な い】のだ。


次いでしーなさんを誘った。
こちらは一度組んだきりのフレさんだったが、本日誌ではもっとも ま と も な人だ。
ハッキリ書いておくがこの人には何の落ち度もない。
むしろ被害者である。
何故か最後にはアレに染まっていたが。
…この人の行く先が不安で仕方ない。
いや、良識を信じよう。


そして最後に誘ったのが…間違いだった。
間違いなく間違いだった。


ピラミッドをご存知だろうか?
あそこで「数の暴力」の洗礼を受けた人は多々いると思う。
「一匹」ならたいしたことはなくても「複数」なら強敵になりうる…。
それを思い知るのがあの場所だ。


だから、「複数」にしちゃいけなかったんだ。
まして、相手が「プレイヤー」なら尚更なのだ。
時として人は団結によって信じられない力を生み出す。
まあ…そういうことなのだ。


私が誘ったのは同爆裂教徒、ネビュラスさんだった。
投石に同調したのも彼女だった。
前衛だろうと思う様爆裂をぶっぱなしまくったのも彼女だった。
毎回律儀に爆裂していい?だなんて聞いてきたのも彼女だった。

そして、今回は【聞 い て こ な か っ た】。


忘れていたのだ。
この二人を会わせてはならないと。
私の日誌ネタのためなら全力を尽くすとか、そういう意識があったのかもしれないが、
それはどこまでも建前でしかないような気がしてならない。
私は彼女らに利用されている気がしてならない。

恐ろしい。とても恐ろしいことだ。
そう考えているのは私だけだろうか。
きっとそうなのだろう。
私がおびえているだけなのだろう。
そう思わなければ今日も胃腸のダメージケアが大変だ。


「本日はおしとやかにまいりましてよ」
なんかイオナさんが言ってる。
なんだと?おしとやかだと?
『おしとやかな人は石なんか投げないし爆裂もしないだろ…』
「おほほほほほ、何を仰っているのかしら?」


…すげぇ嫌な予感しかしない。
思えばこの瞬間忘れていた記憶が私に警告をしていたのだろう。
もっとも既に手遅れだったのだが。


パーティ構成は…どーせカオスになるんだ、好きにして貰おう。
イオナさんは僧侶を選択していた。
意外とは言わないが、どーせ爆裂なのだろう。
ま、保険程度にはなるか…。

しーなさんはスーパースターを選択。
バズズにスーパースターか…あんまり見ないな。
が、悪霊相手をすることを考えれば別に問題ないか。
回復も多少使えるし。

しかしちょっと火力が足りないな…。
というところでネビュラスさんがバトマスになることを進言。
ふむ…まがりなりにもパーティの体裁は整ったな。
火力なし挑戦とかだったら ど う し よ う か と お も っ た。

続く。
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