その日私は酔っていた。
私ちょーかっこいいですでは無い。
今更自己陶酔とかねーから。
言い直すと珍しく物理的に酔っていた。
現実に負けてちくしょーのやろーでは無い。
更に言い直すと単に飲み会だったので普段飲まない酒を飲んでいた。
そんな状態でアッキーナー(語尾は伸ばす)さんから声が掛かる。
要約すると
「フレ申請受諾誠にありがとうございます。
後日ガイアに存分に食われて頂けると幸いです。」
とのことだった。
後日?
苦労を先延ばしにせよと?
開幕の日を待ち続けて部屋でカタカタ震えていらっしゃいませと?
あり得ない。
沸いた頭が私を突き動かした。
そこで、なんかそこらにいたピータさんとモンテさんをお誘いし、
強引に当日突入となった。
実はパラ抜きを考えていたのだが、
「実質三人ですが大丈夫ですか?」
と言われて、あっやべえそうだったと思い直し、事なきを得た。
構成は
パラ(ヤリ):モンテさん
魔:ピータさん
僧レベル30ぐらい:アッキーナーさん
僧:そのへんの。
だった。
ハンマーではないが、パラがいれば充分楽勝だろう。
なのでついうっかり、
『アッキーナーさん三回殺したら私罰ゲームしますね』
とか言ってしまう私。
「じゃあ 一日人間 ね」
( ゚д゚)
『…三回以内はセーフだよな』
「はい、ログ確認して」
『三回殺したらって』
「二回まではセーフだね」
『しくじった』
よくよく考えたら聖女はっても二回攻撃でワンダウンである。
多分はげしいおたけびでも死ぬだろう。
『アッキーナーさん、私のために全力で逃げてくれ』
私はエルフの美学を貫くために死力を…尽くそうとしたが、
結果的に全く相手を寄せ付けず勝利してしまった。
あら、意外にあっさり…。
しかもオスでした。
その後物足りなくなったので、コマンド選択以外不可(移動不能)ベリアル
をやってみたが、どうみてもただのアクティブタイムバトルでした。
ありがとうございました。
「本キャラでもガイアしたいです」
『え?まだガイアすんの?
じゃあ構成ガチとちょっと遊ぶのとヤバイのどれがいい?』
「ちょっと遊ぶのでー」
「どれぐらいが遊びなのかわかりません」
『パラ抜きで前衛二人プラス魔ぐらいで。』
「了解」
結果。
バトバト魔僧。
『まてやコラ』
「注文に違反はしてないはずだけど?」
『…バトは確かに前衛だ…うん。レギュレーション違反ではないな。
またか畜生が!!!』
三分で勝ちました。
こいつらナニモンだよ( ゚д゚)
しかもまたオスだし…どーなってる?
なんだかんだで勝てるもんだ…
そう思っていた時期が私にもありました。
続く。