※嘘です。某社のアレとかとはたぶん一切関係ありません。
「お電話ありがとうございます。サポートセンター担当××です。」
『あのー、今日のバージョンアップ後にゲームを起動したら、
別のゲームが起動しちゃったんですけど。』
「お客様、ゲームは何の機種でプレイされていますか?」
『WiiU版です』
「ゲームディスクは○リオカート8を挿入した状態でしょうか?」
『そうです。ログアウトした後たまにやってるんで…』
「今回のバージョンアップで追加された機能となります」
『…え?でもそんな告知なかったような…』
「サプライズとして実装させて頂きました」
『さ、サプライズって…それWiiとかPC版はどうするんですか?』
「ディスクを挿入さえすれば機種問わず起動いたします」
(何その謎の技術…てかそれ結局WiiUユーザしか出来ないんじゃん)
『って、えーと…それ、ダウンロード版はどうするんですか?』
「えっ」
『…えっ?』
「少々お待ち下さい」
…
「残念でした」
『残念でしたじゃねーよ!!!痛恨過ぎるだろ!!!』
「すみません、ガードが甘かったようです」
『無い盾スキルで無理してんじゃねーよ!!ガード全くできてねーよ!!!』
「想定外の事態でしたので検討とさせてください」
『ホントに大丈夫かよ…』
「まあちょっとやってみてくださいよ」
『なんで急に馴れ馴れしくなってんのあんた…。で、説明書は?』
「急いで作ったのにあるわけないでしょう」
『威張るな!電子説明書ぐらい入れとけよ…』
「そのうち入れるんで」
『じゃあちょっとやってみるから電話そのままでお願い』
「はい」
…
『おい』
「どうしました?」
『このゲーム「ドワオカート」だよな。パクリっぽいタイトルだが。』
「パクリではありません、弊社オリジナルです。」
『だったらわざわざパクリ元のタイトルっぽいので起動させてんじゃねーよ!』
「それもそうでしたが弊社オリジナルです」
『…で、なんでプレイヤーが エルフ しかいないんだ?』
「開発者の趣味です」
『ドワオカートならドワーフ出せよ!せめて男キャラだけでも!!』
「次のアップデートにご期待下さい」
『はぁ…で、次』
「はい」
『なんでコースがウルベア地下遺跡しかないわけ?』
「次のアpp」
『わかったわかった。同じネタはいいから。』
「ご理解とご協力ありがとうございます」
『理解してねーし協力させてるのはあんただ!』
「残念です」
『ああ全く話が通じなくて残念だ。
キーボードで質問したほうがストレス感じずにすみそうだわ…。』
『次は職業選択か、お勧めは?』
「魔法使いです」
『ほう、魔法使い…ね。』
【魔法使いのスキル】
・メラゾーマ(前方1体の敵を自動追尾する火球を放つ)
・イオナズン(周りのカートを吹き飛ばしてスピンさせる)
・マヒャデドス
(指定大範囲に氷を落とし強制スリップ&スリップゾーンを生成する)
『まてやコラ』
「何かまずい所がありましたでしょうか」
『完ッ全に殺しに来てるじゃねーかこれ!!!』
「強いですよ?」
『強すぎるわ!!!百歩譲ってメラゾーマは赤甲羅みたいなもんだとして、
他2つ…なに?明らかにデストロイしまくれる性能だろ!』
「いやいや、スキルはハテナボックスから聖水取らないと使えませんから」
『そうか、それなら…いやまてハテナボックスの中身って、なに?』
「こちらになります」
・魔法の小瓶(3つで聖水1個分)
・魔法の聖水
・賢者の聖水(聖水3個分)
・金塊
・必殺チャージ
『あ ほ か !!!!!』
「いやあ、開発内でも魔法使いばっかり使われましてねー、
道具使いも無茶苦茶スキル使いまくってて」
『そらそうなるわ!!!もういい、僧侶でいく!』
「あ、それ上級者用なんですけど」
『具体的にどのへんが』
「一切攻撃できません」
『それ、勝てるんだろうな?』
「レースゲームに回復魔法なんて必要ないじゃないですか」
『だったら入れんなよ!!!』
続く。