※続いて嘘です。某社のアレとかとはたぶん一切関係ないったらないです。
『じゃあレース開始するぞ…なんかすげー疲れたけど』
「どうぞ」
『ちょっ…これ凄い狭いんだけど!』
「実際のウルベア地下遺跡を再現しております」
『こんな狭い道ぶつかりまくるわ!しかもやったらめったら敵多いし!』
「移動中よくからまれますよねえ」
『…だから魔法使いか』
「普通は全部吹っ飛ばして進むんで」
『あのな…御社のバランス取りというのは、
片足で立って片手に重りを大量に載せて耐え忍ぶ事を言うのか?』
「私それ得意です」
『お前じゃねえよ!!!大体なんだこのコース、ループしてないぞ!』
「そこも再現しました」
『要するに一本道どころか迷路でしかない?』
「イエス」
『…行き止まりになったらどーすんだ』
「そこは自由度が高い仕組みになっています」
『どこまで本気なんだよこのゲーム』
「やだなあ、お遊びで作ったに決まってるじゃないですか」
『とことん迷惑なゲームだなオイ』
『で、ゴールらしき所についたんだが…どうみてもあれ、魔神兵だぞ』
「ああ、あれ倒すか出口に逃げて下さい」
『逃げるしか選択肢ねえぞ!』
「だから上級者向けだと」
『ええい!逃げるしかねー!…ってなんかアイツめっさ速いんだが!』
「高機動モードって設定です」
『再現はどうした!?』
「ゲーム性を重視しました」
『都合のいい開発してんじゃねー!!!』
『このままじゃ追いつかれる!なんかないのか!』
「加速スキル持ちならこんなことはなかったのに」
『だからバランスとれよ!』
「じゃあとっておきのを。ドルセリン何個か拾いましたよね?」
『ああ、拾ったけど。』
「それ連続チャージして下さい」
『お、なんか限界を超えてチャージしてる』
「それ使った状態で次のコーナーでドリフト!」
『おおおおお!すげー加速だ!!!』
「最後の手段ファイナルドリフトです。
名前の通り効果切れたら自爆しますけどね」
『つ か え ね え ! ! !』
『あんた…こんな機能実装して提案広場また荒れるぞ…』
「大丈夫です。「カート」って単語が出てきたら自動削除してますので。」
『だから力入れる所そこじゃねえよ!!!』
完