※このお話は事実を元にしたフィクションです。
この前の休日魔法の迷宮行ったんですよ。
そしたらなんか休日早朝だったもんだから、
なかなかマッチングされないんです。
でも私状況分かってますから、
マッチング如きでガタガタ騒いだりはしません。
話の分かる奴です。理解者と言うやつですね。
つまりシステムとはマブダチですので、
一声かければ関係者だって呼べますね。
(※不具合窓口担当者を用もないのに呼ぶのはやめましょう)
そんな事はさておき、マッチングの話でしたね。
ちょっと待ったらマッチングされました。
サポ入りは少しリスクがあるので、
時間がかかる場合はサポを避けるためにキャンセルしたのですが…
ああ、案の定サポがいましたね。
でもサポは賢者です。作戦をバッチリ頑張れにでもしておけばいいでしょう。
後の二人は…普通の人とパッシブのない人でした。
ちょっとは苦戦するかもしれませんが、私が回復を頑張れば問題ないですね。
…と、思っていた時期が私にもありました。
なんか普通の人の方が動きません。
回線不良でしょうか。
暇なのでコメントでも見ていることにしました。
[彼女がカジノで豪遊してたら通報してくださいw]
イラッ(・ω・)
お前…こちとら満たされてねえ状況だと言うに
勝手に充実してんじゃありませんのことよ?
ここ迷宮ですよ?殺伐空間ですよ?
お前戦場で女の名前出すとか立派に死亡フラグですよ?
だったらこの探索が終わったら俺結婚するんだ、とか言ってみやがれってんです。
別に彼がそんな事言った訳でもないのですが、
何故かそんな思いがこみ上げてきました。実に浅ましいですね。
世俗にまみれた僧侶ですから仕方ありません。
そんな事を考えていたら彼が動き始めたようです。
さあ、行きましょうか。
2階で普通の人のお回線が落ちやがりました。
何?
死亡フラグ実現しちゃったの?
期待に応えちゃったの?
飛び降りたのは其処に崖が有るからとか言っちゃうタイプなの?
まさかとは思いますがここでざまあ、とか一言コメントすべきなの?
どう見ても我々がざまあバケーションでした。
代わりに来たサポもノーパッシブだったのです。
しかも名前がなんか適当なアレ。
こうなると槍持ってる私がパーティ内の最強火力です。
(※単純比較出来ませんがいろんな要素が重なり割とマジです)
何?
満を持しての最強火力僧侶誕生の瞬間に立ち会ったの?
今頃暫定最強僧侶とかってテロップ下に出ちゃってるの?
今時最強てあんた…コルォシアムチャンピョンぐらいだよ、名乗るの。
流石に鍵使って脱出や、全滅戻りも考えましたが、
チンケなPRIDEがブロックしてきやがりまして、出来ませんでした。
ノーパッシブプレイヤーの彼には悪いがそのまま突撃。
アホみたいに狼牙突きしまくり、突き進みました。
道中で強敵が出なくてホント
よくねえ(・ω・)
なんかボスルームにビールみたいな樽がいるんです。
ビールハンマーさんですか。
お前トルネコと飲んでろよ。
もう飲み会始まってるぞ。
なに、招待メール来なかったの?
ははは、仕方ないなあ。
…ギーグハンマー強が相手って何よ。
こっち来ないで貰えます?息臭いんですけど。
ノーパッシブサポが一撃で瀕死になります。
まあ、280しかHPないもんね、そうだよね。
サポが「あーやばい、俺しにそうマジしにそう」
と訴えかけているように見えました。
無 視 しました。
こうなったらなり振り構ってられません。
使えないこと確定のサポは無視し、
賢者とプレイヤーの彼を火力の中心として乗り切るしかありません。
が。
ちょっとなに起こしてんのよ賢者。
いや、ベホマラー私掛けてるからね。
いや、なんでベホイミするんですか。
あの、攻撃などは…
…。
うん、分かってました。
じゃあ…
しぃぃぃねぇぇぇぇぇ!!!!!
私は職務を放棄しました。
この瞬間に限り前衛です。
自分に聖女をかけ、痛恨を3発ぐらいくらいながら勝利しました。
終了時生き残って居たのは私だけでした。
ノーパッシブの彼は喜んでくれたでしょうか。
回復しねえ地雷だと思ったでしょうか。
私は事実をありのまま受け入れようと思います。
そして思いました。
…次はおとなしく諦めよう、と。
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