コノヒト・ナニヲ・イッテルビワノビッチ?
ビビって謎の人名が出た。勿論面識はない。
この装備のパラは遊びであって、私の本職ではないと言うか、
このままでは貴様らの足を引っ張り地獄へ叩き落とす使者ですよ?
ご理解頂けていないのですか?
ご理解頂けないようだ。
そうだった。彼女らは「そういう」人種だった。
(戦闘民族常連の、いしのさん、モンテさん、ネビュラスさんです。)
常日頃から
「おしとやかにいきましょう」
だなんて言ってはいるが、これを戦闘民族語に翻訳すると
「女子力をパワーに変えてぶん殴りましょう」
と言う意味だ。
女子力とは無限のエネルギーである。
つまり、負けない、つよい。
彼女らには私が足を引っ張っても勝てる絶対の自信があるのだ。
そうに違いない。
そして私が慌てふためく様を眺めているのだ。
そうに違いない。
よくわからないが凄い自信だ。実際つよい。
仕方ないので空気を読んでやることにする。
間違っても私自身が希望したわけではない。
仕方ないからだ。
ここんとこ理解重要。
と言うわけでベリアル強戦なのだが…
『やっぱ装備は槍か?』
「槍だね」
「槍でしょ」
そうか。
わかた。
なわけねーだろうがあああああああ!!!
私の今の装備はブラッドスピアー。
セラフィムと違い、ガード補正がかからない。
そしてベリアルの攻撃でサクっと瀕死になる。
ついでに耐性もない。
押したらジゴスパがくる。
イコール。
攻撃してる暇なんかねえ。逃げろ。
私はさっさとスティックに持ち替えた。
あのジゴスパは出が速い。
素人パラには避けるのは難しいだろう。
ならば!
心頭滅却!
ビッグシールド!
キラキラポーン!
押す!
そしてジゴスパが来たら逃げる!
バカめ!
もうそこには居らぬわ!!
チキンパラ誕生である。
プライドをかなぐり捨てて勝利した。
ざまあみろ。
「じゃあ次バズズ強で。」
( ゚д゚)
続く。