シーンの冒険日誌

初めて悪霊単体の強バージョンを前にした時、
勝てるのか？これ。と思ったものだ。
今は大分慣れてしまっている。勿論苦戦はするが。

だがこいつらをまとめて相手にした時、勝てるのか？と言うと
イメージがわかない。
恐らくは冷やされて燃やされて潰されるだろう。

まさか、な。
「そのまま」出すわけがないだろう。
少しは弱体化しているはずだ。

連中単体を1としたら、0.8ぐらいじゃないのか？
0.8+0.8+0.8=2.4。
精神論好きな奴は5とか6にしてみせるー、
とか言うんだろうが現実的にそんな事にはならない。

むしろ、人数が増えればお互いの行動が干渉し合うから、
単純に足し算出来るわけでもない。
普通の仕事だってそうだ。
人が増えれば増えるほど効率は下がる。3倍になんてならない。
適切に運用出来たとしてだいたい2ぐらいなんじゃないか？

そう考えると楽になってくる。





こちらをブチ殺すのには、2で充分だった。





よく考えたら2倍じゃんそれ。
あれ2倍にして勝てるのか？
ハハハ、ご冗談を。





ご冗談ではありませんでした。
おいおい、カード2枚投入して、
成果が猿の体力をオレンジ色に塗りたくっただけだと？
スイーツショップに食べ頃表示で陳列するぞコラ。


弱くなってるはず、だとかそんなもんはくだらない期待に過ぎなかった。
若干弱くなったかな、とかそんな気がしたが、そんな気がしただけだった。
猿は相変わらず爪振り回すし、足臭そうな奴は大地だし、
プギャー野郎はファイアにバイキルトだ。
しかも補助を相互にかけたりする。
お前ら仲良かったの？
てかマジでこれ2倍なんでしたっけ？とすら思う。
私のカンチガイカナー。


ま、まあともかく？
この戦闘は、2倍ぐらいの何かを
サボらせて1に限りなく近づけて勝つ戦闘と理解している。
サボらなければ、全員体で床を掃除することになる。


サボらせる方法は簡単で、
真ん中にレジャーシートをしいてラリホーマ唱えるだけ。
あとは


運！！



ダメじゃんΣ（ﾟдﾟlll）


いや実際ダメだったんだが。
最新のガイドブックを見ればわかるが、
このゲームでは2回目以降の状態異常が効きにくくなっている。
それは一定時間で解除されるが、
連続しての眠りを使う今回ではその影響をモロに受けてしまう。

そこで魔法陣による暴走である。
…が。これでも完全ではない。

とにかく眠らせている間にさっさとバトマスにサルボッコにして貰う必要がある。

よって…。



3回目。
手持ちの悪霊強カードはこれで最後だ。
フレに追加を使わせる訳にはいかない。


とりあえず初回は祈り！
そして…


怒りを貰って賢者とサブ壁交代しながらひたすら逃げる！
バズズは特技に反応して怒るようなので、
バトマスを壁の中心にして逃げ回る！


よし、こっちだ猿野郎が！
いいぞ、そのままぶん殴られてろ！



|ω・`） ぬっ



…なんだ？
なんでなんか黄色いのが、なんか画面横から出てくる？



|ω・`） よんだ？



呼んでねえ！
寝てろ！



┃_￣) zzz...



間に合ったようだ。
かなりの運任せ、強引さだったが、
ようやくバズズを撃破。
あとはなんとでもなる！


次のターゲットを迷っているようだったので、アトラスを提示。
全員に聖女を掛けて耐える。

が、これでもまだキツイ。
油断すればあっさり聖女を剥がされてしまうし、
さっきから眠りがあまりきいてない。
アトラスが寝たらとりあえず待機で凌ぐ。

とにかく持久戦だ。
ひたすら耐えまくって、どうにかアトラスを撃破した



のでホーリーライトを打ち込みはじめた。
後のことは覚えてない。
なんかトドメ刺しそこなったことと、
安定の3つだったことは覚えている。



はあ…長かった。


「あと一回いい？試したいことがあるんだ。」
『なにやるの？』
「本来のパーティでガイア強」



(　ﾟдﾟ)



もうあれ本来で良くね？


続く。