シーンの冒険日誌

４戦目にて、ヒドラのＨＰ色を変えることに成功するも、一歩及ばず。


『ダメだ、時間が足りない。
　もう魔法陣でヒドラを怒らせるのは考えない方がいいと思う。』


１戦目から戦闘をずっと見ていたが、
とにかく最初に怒らせる時点でもたつきすぎている。運要素が強すぎる。
それにほとんど攻撃行動が出来ていなかった。これは勿体無さ過ぎる…。
長期戦になればなるほど厳しくなるこの戦いに怒らせる作戦は不向きだろう。


「つまり…小細工は不要ってこと？」
「おしとやかにやればよかったんだね」
「なんだ、いつも通りじゃない」


あー…そうか。
そういうことか。
『らしくなかった』と。
真っ向からぶちのめす人々には窮屈だったってことかね。


「そういうことなら双竜中心で連打させて貰うよ」
「とにかく攻撃あるのみで」
「バイキ２発にフォースしてからＦＢで！」


作戦は決まった。
なんのことはない。
捕まえてボコるのみだ。


５戦目でヒドラのＨＰがレッドに到達。
なんだ、やっぱこっちの方が強いんじゃんか…。
あとちょっとってわけだが…。


そして６戦目。

出だしはかなり見切っている。
とにかくヒドラをひきつけつつバフを入れていく。
死者は可能な限り出さない。
死んだらその分全滅の可能性が増える。
かみつきとかで死ぬかもしんないのに殺さない、って…
矛盾してる気もするが…。

やばいのは火球かかみつき。
火の方はフバーハはってロックされた味方に突撃すれば拡散できる。
かみつきは確実ではないが、こちらも拡散は出来る。
スクルトかビッグシールドがあるといいんだが…
火の方が怖いな。あっちのほうが頻度高い気がする。
滅却しないでぶち倒すって話になってるしなー…やはりフバーハが先だろう。


まだ誰も死んでない。
ここにきて状況は最高か。



お、フォースブレイクが『入った』。


フォースブレイクだと？
あれが入ったってことはだ…。


忘れてた、アレを使わずにはいられない！


ホ　ー　リ　ー　ラ　イ　ト　！　！　！


あー…コイツぶっ放さずにはいられなかったわ。
完全に調子戻ったってカンジ。
行ける、こいつは勝てるな！
なんか一人で盛り上がってるんだけど、
案の定メンバーから突っ込まれた。
悪いね、反省はしてる。


そこで全員の総攻撃が開始され、
既にオレンジだった体力が、一気に赤に。

私はラピッドステッキをぶっ放してとにかくベホマラーを連打。
とにかく回復の隙を作らないことに専念した。


ブロスが動いて少し経ったあたりでヒドラが撃沈。


『まだ油断するな』
（はっはっはっは！見たことかド畜生がッ！！！）


内心は別の事を考えていた。
後で「うれしかったとこを厳しく突っ込まれた～」って言われたが
私も実はそんなモンです、はい。


ヒドラが撃沈した後は
幻惑と完全会心ガードでゾンビの致命的攻撃は全て回避。
ゾンビを撃退した後はもう普通のバラモス戦と同じだった。


案の定ネクロゴンド連発してきやがったので聖女とキラポンはきっちりまいておいた。

ちゃんと仕事をしたから最後に槍をもって一閃してても文句は言われないよね？




言われました（・ω・）



というわけで…我々の戦果は１勝５敗。
得たアクセサリも欠片一個だったわけだが…。


一つだけいえることがある。




スッキリした。



完