シーンの冒険日誌

私が敗退した後。とある戦闘民族と、
「今度一緒に付いてくから！」みたいな話をしていた。


だが残念なことにネトゲではリアル都合は何よりも重いのだ。
一部の覚者を除いては。


よって「ソレハ・マタコンド回避」を実行することにした。
今行けるなら今行くしかない。
それが思い付きとチンケなプライドと見栄とか
なんかそのあたりのせいであることも事実ではあるが。
ともかく使命感に突き動かされた私はここに立ち上がったのである。
（良い子の皆は言質を取られたら約束は守ろうね！
私は多分このあと拉致されるから問題ない。）



さて…パーティはどう集めるか。
先程の戦闘民族の会話の中に
「Rさんが海岸で黄昏れてた。何があったかは察した」
ともあったように、適当なパーティ構成は不幸を生むだけだ。
ああ、なんと虚しいことか。


ひょっとしたらそれは、
「動くなよ！絶対動くなよ！」
と作戦会議で自分から言ったのに動いた羽虫のせいで
グランドクロスに巻き込まれたせいなのかもしれなかったのだが。
いずれにせよ悲しい出来事ではあったのだ。
我々は犠牲を無駄にすることはないだろう。


とりあえず仲間を探すことにしたが
なんか説明が面倒くさくなったのでダイジェストでお送りする。


・とりあえず武闘家したそうな道具使いの人を捕まえる。これで2名。

・これから集めるから時間かかるよと言ったら、思いつきなのでのんびり待つと言われる。図星である。

・前回参加者の中二病が居たのでそれとなく参加依頼を仄めかした所、メシに逃げられる。

・前回参加者のフィリップみたいな名前の人が参加アピールしているとの情報が入る。

・ご職業を交渉した所、前回は武だったが本職が魔だった気がしたので魔をお願いする。

・更に一名魔を拉致って貰う。これで4名。

・方針は魔法構成で確定する。

・でもなんか壁役のパラがいない。

・本職パラじゃないけどパラな気がする人にお願いしようとしたらパーティ組んでる。

・問題を放置して中二病の保護者を誘い、魔を増やす。5名。 

・挨拶仲間の人を誘ったら今無線なのでキレやすい世代だと言われる。王家で輝石をご馳走しまくったらしい。

・構成について相談したら「勝ってない私にそれを聞くか」と言われる。友達に差を付けられたサイドの人間は私だけではなかったのだ。

・バト入り魔構成を勧められる。たしかにパラは心当たりないがバトならなんとか…。

・そこに中二病バトがメシから戻ってきたので拉致。6名。

・おれ壁苦手なんだけどとか言われたが「信じている」とか適当に言っておく。 

・戦闘民族お勧めの戦闘民族の人がやってきたので職業も知らないのに誘う。僧侶お願いに成功。7名。 

・どっしよっかなーとメシを作っていたら仮装大好きな人が偶然調理場に現れたので僧侶で誘う。完了。