シーンの冒険日誌

魔塔の不評具合は今に始まったことじゃないんだけど、
その理由の一つとして難易度のせいがある、
というのをなんか最近聞くようになった。

まあうん…慣れてないと難しいよね。
この魔塔ってドラクエ１０初期のバランスを踏襲している気がする。
猫島で大量に死体が上がってた時に引き戻されたみたいな、そんな感じ。
流石に強ボス実装当時とまではいかないかな？
皆慣れてきているせいか、あそこまでの絶望感はないと思う。
正直あの時は手を出せないなーと思ってた私。

そういう時期があったんだよ、私にも。
フレに強ボス連れまわされなきゃ、同じこと思ってたかもしんない。


失敗しても即座に全回復できるようにしているのは、
このバランスを残しつつなるべく挫折してほしくないからだと思う。
一戦一戦に全力をかけられるスタイルのＲＰＧなら他にもあるしね。
そういうタイプのＲＰＧは大体一戦一戦がシビアで
戦い方を考えることが求められる。
一つの攻略法を知っていればいいということはなく、
塔全ての敵について対処しなければならない。
好き嫌いが分かれるバランスだな、とは思う。

ともあれ、今のように試行錯誤を重ねやすい環境なら、
その分戦いに慣れていけるし、
いいトレーニングになる施設…だと個人的には思っている。

スキルがどんな効果があるのか、とか
職業・スキルの相性を試してみる、とか
こいつはどんな弱点がある、とか…。
改めて見つめなおすには最適な環境のはず、だった。


しかしながらこれがネットの恐ろしい所で
最速の攻略情報が出回ってしまえば、
時間がクッソかかる迷宮であることもあって、
それに頼り切りになってしまう。
結果、単調と言われる。

最適解が万能すぎた、とまではいわない。
アレを行使するのは結構スキルが必要なはずだし。
でも速いことは速い。
もはや月１の消化作業として認識してる人も多いのだろう。


だから最適解には逆らう。
私は報酬よりも戦いそのものを楽しむ派だ。
それに無言プレイは苦手なのだ。だらだら進むのが似合ってる。
わざわざ楽しみを奪うような真似はしない。

ハタからみりゃあきっと地雷。
決められた職業以外で来れば抜けられるって話もあるぐらいだ。
だからフレとしかやらない。
野良でいくならおとなしく僧侶でいつも通り動くだけだろう。

いずれ一回は最適解がどんだけ違うかやってみるつもりだが、
どうも気乗りしない。ひねくれ者の性分じゃあしょうがない。
最後まで残ってしまうんじゃないかと思っている。
バト４じゃ多分職業縛りにはならないだろうなあ…。
でも、全部やり切りたいとは思っている。


そんな訳で、今回は比較的簡単な旅４を選択し、
魔塔経験の浅いフレ（初回含む）をつれてやってきた。
ここを何度か通れば「壁」の概念も覚えられると思う。
そんな場所だ。どれだけ壁が有利になるかは見てわかるはずだ。
逆にわざとしなかったパターンをやってみれば
身をもって理解できると思うが…私はそこまでドＳじゃないし、
既に知ってるフレからすれば大きなお世話と言ったところだろう。

別のゲームの話だが身をもって敵の群れに突っ込ませてやったら
「お前ずっと恨むからな」
とか言われたことがあってだな…。
あれ以来「身をもって」は自重している、というのが正確だ。


【１～４階】

短剣２棍１扇１でスタート。
やはり全員回復持ちは強い。
短剣の有用性に棍の攻撃力、
扇の幻惑効果は言うまでもなく強い。

全員短剣４というのも悪い選択ではないが、
同職同武器では完全に戦い方が限られてしまうため、
多少ばらついてるほうが私の好みだ。

相変わらずの守備力ムキムキマッチョメンに育つ私の装備。
なんでこうガチガチなのか。
私のイメージとはちょっと違…


Ver.1の頃、守備力ばっか盛って
酒場コメントに「鉄壁」だのなんだの書いてた事を思い出した…。
アレか！アレのせいか！！今更だろ！！！


でもムキムキマッチョメンは完全に金鎧を抑え込んでました。
悔しいが固いのは正義。


続く。