※日誌の性質上本来のキャラクターと異なる人物描写がございます。予め御了承下さい。あとネタです。
ここ最近、月での劣悪な労働条件が問題になっている。
当日誌特派員が事の真相をを追ってみた。
ここはグレン城下町の教会近く。
なにやら怪しいウサギのぬいぐるみが呼び込みをしている。
男?はピョンスロット卿と名乗った。
早速質問を試みる。
【ここから月へ行けるのか?】
「ああ、行けますよ。10/2までならいつでも…お客さんも月へ向かうのかい?」
【月へ行くと過酷な労働があるという話だが?】
「何を言っているのか分からないね。皆毎日のように月へ行ってるよ。あぁ…大方日課だ日課だと騒いでる連中が吹いて回ってるんじゃないのかね。」
【強要はしていない?】
「随分と失礼な話じゃあないか。さっきも言ったけど移動は自由さ。」
【なんでそんな噂が?】
「さあね…考えられるのはさっきの連中ぐらいさ。大方宇宙が過酷なとこだってイメージをくっつけて言ってるんだろ。空気も水もない劣悪な労働環境ー、みたいなありがちな奴はないからねここ。」
男の言う事が本当かどうかは分からないが、
噂の真偽を確かめるため、特派員は一路月へ向かった。
月に向かうとヤケにやつれた労働者が居た。
彼に話を聞いてみる事にする。
【調子はどう?】
「見てわかるだろ?最悪だよ。さっさとこんなところから抜け出したいよ。」
【抜けるのは自由なのでは?】
「ああ自由だね!でも抜け出せないんだよ!」
【それは何故?】
「湖の残党狩りがずっと終わらないからさ」
【そんなに辛い作業?】
「でなきゃ出てるよ…報酬を手の届くほど目の前にぶら下げやがってるせいだ」
【そんなにいいもの?】
「1日メダル7枚だぞ!やらないわけにはいかないだろ!?」
【7枚がそんなに重要とは思えないんですが?】
「あんた知らないのか?最近出た情報で石版にメダルを費やす必要が出てきてるんだ。そんな時期にコレ、だ。狙ってるとしか思えないね。」
【悪夢の終焉に行ったら?】
「やだよ面倒くさい。目の前の7枚と比べたらこっちに行くよ。」
【でもそんなに辛いなら悪夢の終焉の方が早いのでは?】
「引っ込みがつかないんだよ。もう何日もずっとこうしてるんだ」
実際に作業を見せて頂いた。
現場労働者たちがウサギ狩りを行っていた。
明らかに大きい。
巨大なウサギは労働者たちに躍りかかると、
あっという間に1人を仕留めてしまう。
しかし労働者たちの動きは鈍い。
「事故で死者が出ました」
『各自被災マニュアルに従って対応して下さい』
「すみません、蘇生担当者は誰になりますか」
『担当者は事前に決めてあったはずです。今メモを取り出しますので』
と言った直後、責任者らしき男の頭に針が突き刺さり、何も言わなくなった。
「責任者が死亡したので今から指揮を引き継ぎます。まずは担当者を」
しかし最初に亡くなったのが担当者だったようだ。
「仕方ありません。私は蘇生できないので貴方が蘇生をして貰えますか」
「…」
「どうしましたか」
「ない」
彼らは敗走した。
その後、男の元を再び訪れた。
【ダメだったみたいですね】
「ああ、まったくやってられないよ。真っ先にブッ刺しにきやがって」
【最初にやられてましたね】
「あいつら回復魔法一つまともに使えないんだぜ?信じられるか?」
【流石にいろいろおかしいと思うので出直しては?】
「そんなことできるか!俺はまだ残るからな!」
正直パーティを変えればいいのに、とも思ったのだが、
彼の決意は固いようだった。
確かにこれは過酷なようである。
しかしながら職場の人間関係に左右されるようにも見えた。
今後の人間関係が改善するよう期待したい。
という妄想を3回全滅した後思い浮かべました。
皆様、回復はなるべく協力してあげて下さいますと
人間関係が円滑になると思われます( ̄ー ̄)