シーンの冒険日誌

世の中がレグナードで盛り上がりを見せていても、私は平常運転である。
いやちょっとは興味あるんだけどさ。
ドレアから検討しよっかなー、とか、チラッと思ってはいたワケ。


そんな中投げかけられるフレチャがあった。
私はその時鉱石運びをしていたので、鉱山労働者を装い、
いかにも疲れたふうを見せて依頼を回避しようとしていた。
しかし

「あなたの力が必要だ」

などと言われてしまえば知らぬふうなどは出来なくなってしまう。
自分が必要とされるのはやはり嬉しいものだ。


チョロいなこいつ。


現地にはフレ二人と…
んん？見たことあるような、ないような、
多分二回目とかそこら？なフレのフレがいた。



私の価値はお前の中ではその程度なのか。
そういう非難も甘んじて受けよう。
だが今はブツの始末が先だ。
大人は仕事に私情は挟まないものだ。



もちろん嘘だ。
どうやらマジンガに行くらしい。


「構成とかよくわからないんだけど、なんでも行けるよね？」


なんでも…なんでもと言うか？
無銭飲食スーパースター
（平民の無銭飲食より重罪だってフレのコロスパさんが言ってた）
4人とかじゃなければいけるんじゃないか？


だがそこは言ってしまうとヤベェ気がしたので、黙っていた。


〈僧3旅1で…〉
〈僧4とか…〉
とフレのフレさん。


…


『行けるだろうが時間はかかるだろうなあ』
無難に返した。


「ごめんなさい、この子世間知らずで」
明らかにキャラ作ってる気がするんだが気のせいですか？


『まあ…そこそこ火力ありゃなんでもいいんじゃない？』
とりあえず無難に無難を重ねて返しておくことに。
回復は私が居るからなんとかなるだろ…。


言って1分しないうちに魔法の迷宮に誘われていた。
こいつらいつ準備したんだ？


みると
・片手戦士
・片手魔戦
・賢者
・僧侶（私）

である。


うーん…？
底ソコ？


うーん…？
まあいいか。
ポチッた。


しかしこれは持久戦になるかもな。
そう考えていたところ…


〈僧侶はハゲてしまえ〉


こいつ自覚あるんじゃねーか！Σ（ﾟдﾟlll）


「いやこの僧侶結構もたせるよ」


おまえもか！おまえらもか！
本当にお客様が必要だったのは何ですか！？
コミュニケーションの不足に絶望せざるを得ない。


『こいつ黙らせていいかな？』
「お願いします」


お叱りやってくれねーのかよ。
セルフサービスかよ。


だが私は動じない。
日誌的にも落ち着いたふうを装わなければならない。
内心の動揺を悟られてはならぬ。
それは奴らに付け入る隙を与えることである。


戦闘開始。
とりあえず会心ガード。
戦士とませんが前でイチャイチャしてるうちにズッシと聖女と天使を張る。

あとは適当にタゲみて回復。
案の定体力がオランジーナで2匹目が割り込み。
順番を待てぬマナーの悪い機械である。

お前はそこで1匹目が倒されるのをナマクラ噛んで見ていればよかったのに、
待ってましたとばかりに襲ってくる。


しかしそこはなんか、前衛二人が上手くやっている。
壁をしたりタックルしたり真やいば入れたりと、手慣れた動きをする。
ゆえに1匹目、しのいだりなんかした。


しかし直後Ｂ氏のアフターサービスが発動し故障を1分もたず修理してしまう。
お前サポセンにでも行けよ。

多少ぐだったが、再び倒すことができた。
4分程度となかなか早い。


しかしやはりの連戦。
またリペアされるのんか…



三悪魔だった(ﾟДﾟ)
 

え？装備も職業も変わってないんだけど。


「耐性ないわー」
「踊りない」


ない自慢を始めましたぞこやつら。
それを尻目にいそいそとブレス装備を整える私。
動揺はならぬ。与えぬ。踏み込ませぬ。
表面上は取り繕わなければならぬ。


結果。
8分ぐらいで終わった。
もう何でもありなんじゃね？


3戦目がやはりあり再びマジンガ。
3分で終わった。

こいつら…戦いの中で成長している！？


4戦目。
2分50秒。
ギガブレイクってフォースブレイクに重ねると意外に強いのな…。
まさか1匹目を先に倒すとは。


5戦目。

四諸侯入れられました。
…やると思った。
やると思うだろ？動揺なんかしてないぞ。
冷静にアクバー倒すように提言しておいた。

あとギガブレとグランデをデュランにぶち込まないよう前もって指定。
冷静。


普通にアクバー倒して鳥魚破りました。
なにこの一見地雷な強パーティ。


最終的に６戦全勝で終わりましたとさ。



世の中って理不尽ね…。
あ、現物はギア一個出ました。


しかし

ドレア決まらんな…
装備もだが。
雷100とまほよろで迷ってるが…。
めんどいし雷かな？

完