シーンの冒険日誌

そしてつい昨日のことだ。
今日はレグナード４だという。
…もしかしたらフレからお声がかかるかもしれない。

なんだかんだで興味のない素振りを見せていた私を
根気よく誘ってくれるフレには感謝…とはちょっと違うか、
まあその、悪い気はしなかった。
そこらの野良僧侶雇った方がいいんじゃないのか？と思わなくもない。
フレは私のことを買いかぶりすぎなんじゃあないかと思っている。今でも。


実際にお声がかかった。
今度こそはいけるのだろうか。


「僧正、重さいくつある？」


ゴースネル戦で重さの不足を感じた私は
精霊王の重さ装備を買っていた。
当時の重さは１７０程度、
ズッシをしてやっと基準値だが今は２１８だ。
だが、オシリスや重さハイドラを加え、
カードを更新すれば結構行くのではないだろうか。


『測ってないからなんともだけど２５０は行くんじゃないかな？』
「じゃあ７６０にするからズッシなしで完封出来るね」


なんですと！？
どんだけ積めるようにしたんだアナタは…。
私もマジに測ってみた。


準理論値のオシリスアンク（２，２，１）。
そこそこの重さ（４,３,２）のハイドラ。
不思議のカード（８）
ふんばり魂（１０）
ついでに聖賢者より重い神託頭（＋２）も合わせると２６０。
魔人の勲章も合わせれば２６４に達する。

流石に体上に雷１４と重さ１５を揃えるのは
資金的に困難であるため、これが今の限界か…。


「それならブレス装備も出来る。（勲章は）好きな方でどうぞ。」


これまでの戦いは無駄じゃなかった、ということか。
雷１００にズッシなし、
ここまで揃えて勝てないんじゃあもうどうしようもない！
今日ここで、この装備で、
ヤツをぶっ殺してやるぜえええええええええ！！！


続く