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聖者

シーン

[シーン]

キャラID
: YX176-339
種 族
: エルフ
性 別
: 男
職 業
: 僧侶
レベル
: 130

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シーンの冒険日誌

2016-04-23 16:36:20.0 テーマ:モンスター・ボス討伐

三獄死・Ⅱ

※割と事実に基づいた邪神の宮殿ネタです。

2016年4月10日。
三獄の地を闘馬、暗流らより奪還した始韻であったが、
その翌日、機を伺っていた災王、暴夢によって奇襲を受けてしまう。
仲間達は散り散りになり、普段の職場へと戻っていった。

2016年4月22日。
放浪を続けていた始韻は三獄の地を奪還しようとする集団に合流していた。


「旦那ぁ…何で今更参加する気になったんで?」
従者のねこまどうが話しかけてきた。


『週末になったからだ。平日は気が進まん。』

「またそんなこといって…三獄の地を奪われた時、週末だったでしょ?
 いくつかの勢力から奪還に誘われたじゃないですか。
 なんでその時行こうとしなかったんです?」

『群れるのは苦手だ』

「これだから変人は…」

『うるさいぞ』



「で、勝算はあるんですか?」

『なけりゃ参加しない』

「でも、三獄の地は恐ろしいほど強い軍に守られているって話ですぜ。
 謎の力で投刃以外は使えないし、装飾品が効果を発揮しないって…」

『そんなところは放っておけばよい』

「えっ!?三獄行かないんですかい?」

『戦力の無駄使いだろう、おれに投刃適性はないし』

「そんなこと大っぴらに喋ったら腰抜けだって言われますぜぇ…」

『特産品の灰なら他から調達すれば済む事だろう。三獄まで行く必要もない。
 大体準備に金がかかる。商人どもからどんだけ搾り取られるか分かってるか?』

「旦那、灰じゃなくて帯ですぜ」

『結果的には、かわらん』

「領地奪還の名誉とかそういう…」

『どうせその後闘馬や是流あたりが乗っ取ってくるだろ』

「乗っ取られるのがわかってて戦うんで?」

『だからさ、色々だ。
 帯が欲しくてやってるんだか、名誉のためにやってるんだか…
 戦争の理由なんぞとっくの昔に忘れてるよ、ここの連中はな』



「で、一獄にやってきやしたが…」

『募集兵適性不問、ただし補給物資はなし、だな』

「補給なしでやっていけるもんで?」

『だから、一気に叩き潰せっていうんだろう』

「そんな簡単にいくんですかい」

『なんとかなるから、人を集めている』

「そんないい加減な」

『この程度切り抜けられないなら二獄は無理だ』



編成された隊は戦士、魔戦、狩人、魔法使い、僧侶の混成だった。
集まった兵の士気は高く、軍略に通じた者が多かった。
兵たちはすぐさま防壁の陣を組み立てると
たちどころに災王、暴夢軍を分断してしまった。
なすすべもなく敵軍は瓦解。10分程度で敗走していった。



「あっさり倒しましたね」

『連中は見た目、文字通りの「大」軍勢だがそれ故に動きが鈍い。
 あっさりと進路を妨害できてしまう。
 分断さえうまくしてしまえばこっちのものよ』

「しかし、なんで奴ら妨害しても攻撃してこないんです?」

『目の前しか見えない猪…というには道理が通らないかもしれんが、
 諸々ひっくるめて簡単に言うならこちらを舐めてるだけなのさ。
 前にふさがる奴などどうでもいい塵としか思ってない。
 そして、狙った奴を含めて回り全てを一気に薙ぎ払おうと躍起になる。
 それだけの才は連中にはあるのだが、矜持が邪魔してそれができない。
 だからそこを突かれる。愚かな事に、これは一年以上も前からそうだ』

「そんな前から…でも、それなら何故防壁陣が完全に広まってないんです?」

『そんなもん、一々教えるのが面倒だからに決まってるだろう。
 教え手も受け手にも様々な事情があってだな…まあ色々ひっくるめて面倒なんだ。
 使わなくても大体の戦はなんとかなるんだよ、世の中そういう風になってる』

「はあ…あっしにはよくわかりませんぜ」



「で、二獄はどうなんですかい」

『後衛魔法適性者のみ。武器一種限定だな』

「旦那、槍しか使わないんじゃなかったんですか?」

『棍も使えるぞ?』

「なんで使わないんです?」

『槍の方がより攻撃的だからだ』

「旦那の職業は防御目的では…」

『だからさ、それがいいんじゃあないか』

「変人の考えることはよくわかりませんぜ…」



編成された隊は魔3、賢1、僧4だった。
ほぼ暴夢を討伐する際の構成であり、完璧に近い構成である。
耐性が不安視されたが、弓賢者が居るのがうまく働いた。
弓星の計にて魔触をうまく軽減することができたのだ。
始韻も聖女の計等で隊を良く守り、
回復の計で疲労を抑えることで、隊を維持していた。

この場面でも防壁の陣がうまく作用し、
災王、暴夢軍は身動きが取れない状態だった。
結果11分で勝利をおさめることとなった。


始韻はその後投刃の値段を調べていたようだが、
ケチを付けると売り場を去っていった…。
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