シーンの冒険日誌

※本日誌は相変わらずフィクションです。


【◯月×日】
近所に錬金釜で香水を濃縮してる人がいた。
しかもドリンクバーのジュース全混ぜの如く全種類の香水を入れていた。
それ単にクサイだけなんじゃあ…。

その日は近所が謎の霧に覆われたりしないといいな、
とか妄想しながらマラソンに向かった。


【◯月△日】
香水濃縮してた家に
メタルボディのカンダタみたいなのがワラワラ出現しだした。
なんか宝珠だかオーブだかわからん何かが近寄る人に襲いかかっていた。
全入りですか。そうですか。

魔法が全く効かず会心以外ほぼ無効と、
昨今の魔法使いに対するヘイトを一身に集めたような敵だった。

ここぞとばかりに斧やら槍やらメタルウィング持ちやら戦士やら踊り子やらが
向かっていくのを見かけたが、
どーせカンダタだし大した報酬じゃねーだろ、と静観することにした。


【◯月▽日】
「9層基本全入りなんだし、9層クリアしたら全霊廟攻略したことにしてくれ。もうめんどい。」

という提案が通った。即日反映らしい。
どんなものかバト2魔僧で見に行くことにした。

開幕直後デスと取り巻きのミイラが現れた。
お前らもか、と思いながら駆逐しようとしたら、
なんか取り巻きが生意気にも壁をしてきた。当然ランパクでぶっ飛ばした。

そしたら直ぐに蟹とエレフが降って来て周囲を取り囲んだかと思うと、
蟹が一斉に大防御、デスが早読みマホカンタを撒き始めた。なんなの。

間髪入れずガルゴルとボロ布がやって来てヒーラー集中撃破とジゴスパ連打。
そのあとも大量の岩がメガンテ、巨人がガリバーハンド連発、
骨が毒霧連発、ラーがダメージ完全ガード＋スケープガードと容赦ない。

ムカついたのはやはり8層軍団で、
わざわざ聖騎士3体を伴って夫妻出現。どうしろと。
きわめつけはカーメンが召喚でカーメンを呼んで
更にカーメンを呼びやがった。キノコ野郎かお前らは。

これはあまりにも不評だったらしく、数日で元に戻すと告知があった…。


【◯月□日】
「カネトルティア反対！アイテムドロップさせろ！」

という提案が通った。嫌な予感しかしないが、
なんかバザーでイベントがあるらしく行ってみた。

そしたらバザーの理論値装備で全身を包んだ店員が現れて勝負を挑んできた。
勝つとバザーのアイテム購入金額をシステムが肩代わりしてくれるらしい。

速攻でけちょんけちょんにやられた。
攻撃方法が後方に居座ってのバザー武器投射のため、全く近寄れない。
勿論多段ヒット即死攻撃だ。
しかも連中全耐性にせかいじゅのしずくと☆3料理まで用意してやがる。

開幕パラガ作戦で接近できたと思ったら、
ボディーガードでしのいで洗礼ぶっ放し、
そしてゴールドシャワー連発してきやがった。
これ企画したの絶対リーネだろ…。



【×月×日】
「邪神の宮殿でつまらん縛りやめろ！自由に戦わせろ！」

と言う提案が通ったが、
案の定入る前から邪神連合が奇襲を仕掛けてきやがった。


そうだよな。考えてみりゃお前らも状況縛ってたよな。
普通にやるなら8対8だし、わざわざ準備待つ必要ないしな。うん知ってた。

だから仕返しに100対8を仕掛けてやったら泣いてた。
大人気ないとは思った。



【×月□日】
「もうなにやるにも面倒だから全部自動的にやらせろ！」

と言う提案が通った。

その日全ユーザーがBOT容疑で捕まってしまった。


まあ、そうなるわな…。


完