前半に引き続き、ネタバレを含みますので、ご注意下さい。
[ジュリアンテの存在]
リィンは捨て子だったが、
妹が一緒に捨てられていたような描写はなかった。
これは想像になるが以下のようなケースがあるのでは?と考える。
1.リィンの生き別れの妹である。
親の存在が不明確であるため、妹が後で生まれていてもおかしくはない。
マリーンになった後に妹を発見。
何らかの理由で妹も魔人化、もしくは魔人になっていた、といったところ。
ラウルに正体を告げずに去ってしまうようなリィンが、
わざわざ人間の状態の妹と接触するとは考えにくいため、
魔人として出会ったのかもしれない。
ただ、堕ちていたとしても、モンスターリストのように
妹をパシリに使うほどの性格になってたかは疑問だが。
2.ジャイラジャイラの妹である。
割とアリか?とも思っている。
こいつなら多分パシリにしても自然な気はする。
仲が悪いのもまあ当然か。
3.ピ○コロ方式等で妹として生成した。
魔神として孤独に生きるぐらいなら…という点ではアリ。
そんな能力があるかは知らないが。
【ラウル】
夜の神殿の調査にやってきた剣士。
育ちの良さを感じさせるようなキャラクターで、少々台詞が臭い。
戦闘中の行動は若干脳筋気味だが、
危険な時は台詞負けしないイケメンっぷりを発揮する。
正体は太陽の王国の末裔で、当時のアラハギーロ王、アラハ・アルラウル。
調査というのはアラハギーロの民の失踪を調べるためだったが、
王としての生き方には不満があった様子。一人で来ているのはそのためか。
短剣を見た時点(第二話?)でリィンの出生の秘密に気づいた模様。
第二話ラストの壁画の記述の通り、
太陽の王国の末裔として死に至る呪いをかけられる。
(ただし、リィンをかばって受けた事から
亡霊がラウルを太陽の王国の末裔であると認識していたかは不明。
肩回りに出る独特の痣や、痛みの表現からとうとう中二病にかかったか…
と思っていた筆者はとても失礼である)
シャナクでもあれば結末はまた変わったのかもしれないが、
そのような都合の良い物はなかった。
[結末]
最後の力でジャイラジャイラにトドメを刺して死亡する。
しかし、リィンの願いにより復活することとなる。
彼が目覚めた後にはリィンの姿はなく、
最後にリィン(マリーン)と会ったのはアラハギーロ国内だった模様。
残念ながら彼女がリィンであることまでは悟れなかったようだ。
アラハギーロ王国の本から察するに、
一生をかけてリィンを探し続けていたのかもしれない。
【出典】
ver.1ガートラントストーリー(思い出映写機)
夜の神殿に眠る全話(思い出映写機)
砂漠の狼王(真アラハギーロ2階会議室本棚)
【9/9追記】
フレさんなど日誌巡りをしていたら例の場所に隠しイベントがあると判明。
…これは切ない。