シーンの冒険日誌

【26:00～26:30】
「最後にカード行っておきません？」

このド疲れ具合の状況で一体なにを…
と思ったが私も元々行く気ではあった。
まぁ、経験者の様子から見る限り
そこまで強くはないんだろ。
二戦行くらしいがさっさと終わらせよう。


「教祖様は何と仰られておりますか？」


…？


「さらなる高みを目指したいと仰られております」


オイ、ちょっとまて。
お前ら何を言ってる…？


「ここ、空気読む所だよね？」


いやいや読まなくていーよ。
もうお疲れなんだよ。
初戦なんだし好きにやらせてくれよ。


「期待してます！」


…。
ダメだこりゃ…。


『あのな…一応言っておくが
　デュラン起こすとかすんじゃねーぞ』
「＾＾」



聞いてんのか、オイ。
摂関政治とかそういうのかオイ。
まったく決定権ねーぞ？

いやいや…さすがに連中も初戦ぐらいはふつうに




「おはようございまーす」


デュラン強たたきおこしてんじゃねえええええええええ！！！Σ(ﾟдﾟlll)
ドラゴンソルジャーのするなよじゃねえんだよ！
ガチのするないってんだよこのボケがァ！！！


そう考えているうちにも連中は大挙して押し寄せる。
速攻で私死亡。


「おや？」


おや、じゃねーよ。
てめーらの尻ふく準備以外まったく準備できてねーよ。
葉っぱで強制的に起こされる。


「お楽しみ頂いていますか？」
『ぶっ殺す、いつかぶっ殺す…』


「満足頂けましたか？」
『うるせええええええええええええ！！！
　気が散る話しかけんなくそがあああ！！！』


わりかしご立腹である。
モンスターゾーンに助けられ、とりあえずバフの貼り直しを図る。

そしてご立腹ついでにアクバー強が撃破されるまえに
とりあえず見破るをしておいた。
これぐらいの役得はもらわんとな…。

しかし連続ドルマドンとか随分強化されたもんだな。
デュラン強もおぞましいおたけびなんか習得してるし。
耐性はあるから問題はないが。

一戦目終了。もちろんデュラン強もみやぶっておいた。



二戦目。
相変わらずの摂関政治だ。
今度は全裸になるらしいぞこのクソめが。
もう好きにしろって言っておいた。


…ふつうに苦戦した。
なんかアクバーがベホマズン唱えてんすけど。
しかもデュラン動くの早いんですけど。
これアクバー封じ込めないとマジヤバいな。
まあ、封じ込めるもくそも最初にぶったたいてこのザマだが。

デュランがおぞましいおたけびをしてくるので、
スパさんがキラポンを入れる。


「キラポンはええよー。趣旨が違うからなー」


…。
なにいってんだこいつ。
全裸なんだから耐性なんて関係ないと？


私がキラポンを入れておいた。知るかボケ。
いちいち指示等受けないのは私も同じなんだよォ！
文句はいわせねぇ、それも含めてのプレイだ。
そのあとは無難に終了した。


しかしこいつら相手になると
槍入れるのも一苦労だな…。
入れたかも覚えてないが多分トライしてたはずだ。
ストレス解消も大変だな…。


あ、現物は出たけど持ちきれないぐらい出ました。
神よ、あんたは何を考えているのだ…。


完