『床ペロ』という言葉がある。
所謂、戦闘不能・死亡を指す用語のことだ。
別にうつ伏せじゃなく、仰向けでも、
まろやかな床の風味が舌に伝わっていなくても床ペロと言われる。
この味をよく知るものはそれだけよく死んでいることになり、
普通の意味ではあまり良く思われることはない。
さて、一方でアストルティアは即死の多い世界である。
このような世界が珍しいのかはさておいて、
『ワンパンゲー』『ゾンビゲー』などと言われることもあるぐらい
理不尽に人は死ぬ。ある意味リアルだ。
しかし、この世界の死人は天国も地獄も速攻でくぐり抜けて
棺桶を叩き破ってきやがるほどにワイルドな生きかえりザマを見せる。
なので、あの世とか言われるところには、
シナリオの都合や謎の権力組織の使者などにぶっ殺された人以外、
恐らく人はいない。
置きザオとかされた人間は見た目転んだぐらいにしか見えないはずだが、
確かにこいつ今死んでたッスよ!なのである。
恐らくマッハとかそこらでは測れない速度で
あの世をぶっ飛んで行くのだろう。界○様も真っ青だ。
そのような世界の『床ペロ』である。当然意味合いは異なる。
全裸でバーサーカーやってるようなヤツは別として、
基本的には床ペロな世界観である。
だからこそ、床ペロを咎められることは多くはない。
ただ、常に突っ込んで死んだり、バフ掛けて死にまくるようなのは、
吊るし上げを喰らうかもしれないが。
しかし。
仲間内の網の働きにおいては
『床ペロ』と言う言葉を吐けば僧侶を連想する傾向がある。
いや、実に嘆かわしいことだ。
それは死体処理の回数が多いと言うことに直結し、
それを処理しているのは僧侶なのだから
すなわち僧侶はドM好みだと言う理屈が脳内で成立するのだ。
そのようなことはないと私はこれからも言い続けるつもりだが、
彼らは口を揃えてそうではないを繰り返す。
そんなことは断じてない。断じてないのだが…
この場はそのような理不尽な圧力に対して
微量ながら反論を試みる場としていきたい。
続く?
※僧侶雑誌ネタから派生させてみたけどキツイわコレ:(;゙゚'ω゚'):