シーンの冒険日誌

バトル・ルネッサンス開幕である。
しかし我々の戦いはゲームの中だけではない。
現実もまた戦いである。
リアルの逃げるの成功率低くね？このクソゲーめ。

社会に疲れた我々がゲームの中で敵を存分に叩きぶちのめするには、
睡眠時間を顧みずにやれるという確信が必要だった。
ならばこそ、水曜ではなく金曜にセッティングする必要があった。
あ？土曜出勤？カレンダー通りじゃねえ仕事？そんな暇はない？


すまんかった。


さて、敵は１０体である。
こいつらをすべてスーパーストロング、
つまりﾁｮｰつええ難易度とやらで挑む必要がある。
一体一体をコインボス級と考えるなら
コインボス総ナメ行脚と同等の戦闘量と考えていい。
１０段階変身て、きょうびのラスボスでもそんなねえぞ。
月ぶつけてくる奴とかそんなぐらいだ。


勿論、戦うだけなら難易度など考慮せずともいい。
どうせ最高報酬といってもスキルブック一枚だ。
私にとっていえばトイレットペーパー程度の価値だ。
つまり生活必需品ということだ。いやそこまでは嘘だけど。
そんな欲しくないけど要求がそれならやるっていうだけの話だ。
回りが戦闘民族なんでな、仕方ないな。


『とりあえず超強いだけ終わらせようぜ。
　全職とかタイムアタックは弱でやるからさ』

「？それはできないんじゃ？」


えっ(;´･ω･)
う、うそやん！？
あんな短時間超強いでやんの？
超強いだけ終わらせて、他はバト３で袋にしちゃだめなん？


だ　め　で　し　た


マジかよ…気づかなかった。
確かによく見たら囲みが「超強い」んとこだけだわ…。
ぐぬぬ…マジかい…。
これでわ超強いだけやってあとはゆるゆる作戦が
うまくいかねぇじゃあーねえか！

仕方ないので、とりあえずベストメンバー（職業）で
道具なしプレイで挑むことにする。
基本は戦バトスパ僧で、臨機応変に変更していくことした。
タイムアタックと同職だけは別腹でやらんとな…。
しかし道具禁止はMP管理が課題になりそうだなぁ。

続く。