シーンの冒険日誌

【完治】
「先生！身体中が痛いんです！早く治してください！」
『はい見せてー…あー、なんか5個ぐらいついてますね。はいチクっとしますよー』
ズブリ
『ザオラル』
『ベホイム』
『はい終わりました。お大事に』
「待てコラ」


【代償】
「ちょっと先生！この治療費なんなんですか！」
『10万円…別におかしいところはないですね』
「でも同じ症状の人が100円で治療してもらったって！」
『だから所持金の半分を請求して何が悪いの』


【オフ】
「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんかー？」
『ダーマ神官はいるかな？』
「は…？ダーマ…？」
『今商人だからいないなら無理』


【ムービー】
『…』
『…』
『…』
『このむさ苦しい電車のムービーはカット出来んのか…』


【駅にて】
「ちょっとお客さんこれじゃ運賃足りないですよ」
『どこでも25円だとおもったら190円とかになってるじゃないか！いつ値上げしたんだよ！』


【ルーラ】
「お帰りなさい、早かったですね。移動は取りやめたんですか？」
『帰り面倒だったから金庫背負って飛び降りてきた』


【一回なら】
「ちくしょう！飛び降りて死んでやる！」
『まて、はやまるな！…よし、飛び降りていいぞ』
「えっ」
『さっさと飛び降りろよ、具体的にはあと1分ちょい以内に。あ、ちゃんと地面にぶつかれよ、壁なんかに当たったら多段になるからな』


【服】
『ちょっといいかな』
「はい、いかがなされましたか」
『この服星が見えないんだが、星のある服はないのか？』
「星のマークが入っている服でしょうか」
『いや、錬金できる服をな…』
「えっ」
『すまない、よく考えたらオーダーメイドかフリーマーケットじゃないと無いよな。失礼した。』
「なんなの…」


【転び】
『この靴転びにくいって聞いたんだが』
「ええ、転びにくいと評判ですよ」
『じゃあ、この棒で足払ってみて』
「えっ」
『いいから早く！』
「は、はい」

スパーン！

『転ぶじゃないか！』
「なんなんだアンタは！」