シーンの冒険日誌

シーン…！
夜、再参戦っ…！
誘い待ち単騎…！

悔しい…！
ただ悔しい…！
己の無力を悟りながらの挑戦…！

なればこそ…
カオスの海に…飛び込むっ…！
敢えて業火に身を晒すっ…！


『まずは流れ…流れをつかむんだ…』


誘われるのは戦２、安定構成…！
ここで流れをつかむ…！

通常、戦２で戦うのであれば
まず最初に問題になるのが、どろはき…！

どろはきは即死級のダメージの攻撃
だが、それは真やいばくだきや聖女で対策できる
問題はそこではない

攻防２段ダウン…！
物理構成の天敵っ…！
ただでさえ火力が欲しい戦２において、
これは致命傷になり得る…！

バイキルトの供給元は道具使い…
道具使いの動きが生命線…！
この行動を無駄にしてはならない…！

そこで使われるのが弓星…通称弓ポン…！
しかし、これも道具使いからの供給…！
不足…圧倒的に…足りないっ…！
たとえ泥をはねのけても…
流れ出てくる…際限なくっ…！



しかし…戦闘そのものは安定…！
安定するっ…！真やいば２…！この絶対的な壁…！

足りない手数が増える…！増える…！
聖女が安定する…！味方が死なない…！

がっ…泥…！泥にまみれる…！
泥にもがき、時間は１０分を過ぎる…


既に彼らはゲノムバースも突破していた
またしても道具使い…
またしても弓…！ここにきて弓…台頭っ…！

的確なタイミングで石を破壊…！
全滅の危機を救う…！
ゲノムバースでは、もはや誰も動じない…！
攻撃は…続行っ…！


しかし、その時間的余裕を確保しても間に合わない…！


「余裕がある分キラポンをもらえないだろうか？」
『キラポンか…』


既に弓ポンでは足りないことはわかってた。
どろはきの一人確殺…広範囲…まきこまれ…
まず前衛二人が確実に弓ポンかバイキをはがされる…
そこをキラポンで補うのは道理…

だいぶ戦い慣れしてきたシーンにとっては、
要求されれば応えたい、という思いはあった

打開…！まずはやってみなければ始まらない…！
僧侶たるもの、いつも選択を迫られるものなのだ

続く。