『本日は、最近話題のメイヴ社就職面接について解説していきます。
解説は悪くないスライムのダークさんにお願いしております。
ダークさん、よろしくお願いします。』
「よろしくお願いします」
『さて、早速ですが順番にポイントをお話し頂けますでしょうか』
「そうですね、まずは面接の準備…服装からになります」
『服装は自由、とありますが、実際の所はどうなのでしょうか』
「これは確かに自由なのですが、希望する職種により異なるのです。
なのでメイヴ側は決まった服装を求めません。
最近はどこの会社でも、職種により服装を変えることを求められますよね。
HPだけ、守備力だけでハズレなし、とはいきません。
メイヴ社はそういった意味でかなり厳しめのチェックをしてきます。
服装の時点ですでに勝負は始まっているといえるでしょう。」
『自由いえどジャージ等でくるのはもってのほかですよね』
「あ、別にそれはいいです」
『え、いいんですか?』
「見た目はドレアにすぎませんからわかりませんし」
『でも、人は見かけに「よる」って言いますよね』
「メイヴ社は能力主義ですので」
『はあ…そうですか』
「でも、回りに気を配る意味でも清潔な服装である方が良いでしょうね。
結果にはほとんど反映されませんが」
『されることもある?』
「集団面接時に海パンとマイラーの服装集団が来て
萎えて集中できなかったという報告がですね…」
『そうですか…』
『それで、具体的にはどのような服装が良いのでしょうか』
「そうですね、前衛系業務なら耐性かHP、そして火力。
どこまでにするか、選び取るバランス感覚も大事です。
目的意識をハッキリさせて選ばなければなりません。
チグハグな装備ではまず開幕で退出させられるでしょう。
逆に後衛系業務なら耐性一択でしょうか。
余裕があればHPや職種に応じた服装を心掛けたいですね」
『最近注目されている雷耐性などは?』
「必須ではありませんね。
ない状態での面接合格者も多いですし、
メイヴ社としては面接日次第で重視しないようです。
そこに気を使うなら面接での対応でカバーすべきです」
『なるほど、実質的にはほとんど服装はこのパターンでハズレなしですね』
「と、言いましたが…例外があります」
『と言いますと?』
「これはあくまで常闇面接初心者~中級者向けの話です。
自信があるなら耐性を捨てて他に回してもかまいません。」
『そうなんですか』
「これは言いにくいことなのですが、
集団面接は決まって複数の希望職種をまとめて面接します。
その中では敢えて尖った服装で向かう人もいるのです。」
『なぜそのようなことを…』
「いくつかありますが…
代表例としては地雷、クレーマー、プロ及びプロのリピーター等です」
『前半はなんとなくわかりますが…プロ?リピーター?』
「前半は所謂服装自由を真に受けた系や、他面接者に責任転嫁するタイプです。
面接ではまずふるいにかけられるタイプですが…稀にプロが混じっています。
プロは服装での不利をものともしません。
仮に質問を受けても軽く回避するほどの腕を持っていて、まずブレません。
しかしあくまでそれは例外でしかないので、
この講座では耐性を推奨しています。」
『なるほど…リピーターというのは?』
「合格した社員が遊びで受けに来るのです」
『おおらかな会社なんですね…』
『他に気を付けることは?』
「ロザリオ持って祈りなさい」
『いきなり神頼みですか…』
「ジンクスは大事ですから」
続く。