シーンの冒険日誌

【読んだら消します】
これは足跡を読んだら消しますと言う意味に取られがちであるが実際には異なる。
正確には、読んだら（証拠隠滅のため貴公の存在を）消します、の意味である。

この発言の恐ろしいところは、発言した時点から消去が適用され、
過去の発言者最大100人に至るまで遡り、
確実に存在を消去されてしまうということだ。

足跡に発言する際は、
足跡主の気が変わり消去されてしまうことも考慮に入れ、
自分から身を隠す努力をしなければならないことになる。
101人目がどうなったかなんて恐ろしくて言えるわけもない。

何故消されてしまうのか？
それは人により事情が異なるため一括りには言えないが、
とある組織のボスが『恐怖とはまさしく過去からやってくる』と言ったように、
その発言自体が自らの存在に繋がり、脅かし、
最後にはその生死すら決めてしまうのであれば、
ちょっとやっちゃったりするんじゃなかろうか。

ここ最近ではカーナビの『目的地を消去』を選んだら
クルマから核ミサイルが発射されて話題になったが、
情報の流出には敏感なこの世の中、暗殺ぐらい屁でもないのかもしれない。

私も数回命を狙われたし、迂闊な存在を消してはきたわけだが、
世の中には抜け道と言うものがあってな…


すまない、誰か客が来たようだ



【中身不一致】
所謂精神的連結同盟締結にあたっての、
見た目で判断するな的な謳い文句である。

しかし、話の流れから一見して、
性別のみが異なるような言い回しをしているが、
これは実際には異なり、ミスリードを誘っている。

これがどういうことかというと、
中身不一致と言うのだから別に人間とは限らないのだ。
じゃあエルフ（引用元は多岐に渡る）なのか？
そうだったら夢のある話だったがそうではない。

不一致という条件だけならば、スライム（※ドラクエ以外）や、
地獄の殺し屋、引換券などの可能性も出てくると言うことだ。
これは恐ろしいことである。

私が聞いたかもしれない話によると、
回線断絶会なる集まりにおいて、自称中身不一致なる者と会った際には、
あやしいかげの正体がバラモスで魅了の舞を食らってしまい、
後は皆様のご想像通りの展開になったと言う話があったりなかったりしたそうだ。

初見でバラモスの魅了回避などほぼ不可能と言っていい。
全く悪質な手口ではないか。
言葉通りに受け取ることがとても危険であることはわかっていただけると思う。




当然ながらウソです。
カーナビにミサイルを搭載する奴はいるかもしれないが。