ある僧侶の活動記録
はじまって最初の頃は、ボス部屋前で
『し、死体はどこかね!?見せてみなさい!』
などとマッドサイエンティストじみた僧侶をやっていたが、
最近の皆様方はかなり親切で死体を見つけるとは我先にザオなどを唱えている。
全く私の死体をとるとはなn
全く良い世の中である。
過去では日に100人蘇らせた、などと言う猛者(小瓶自腹)もいたというから
本当に驚かされたものだ。
私は多分半分も殺ってない。
もとい、蘇らせてない。
そんな衛生兵活動も飽き…じゃない、やむをえぬ事情で規模を縮小し、
ヒマになった…ではなく余暇を利用して
クエストボスを狙ってはボス案内をしたこともあった。
しかし野良で入るたびにキャラが殿様になったり軍曹になったり
ただの馬鹿になったりツアーコンダクターになったりと
全くキャラが安定しなかった。
お陰で当時のフレになんて思われているかさっぱりわからない。
話し掛けられたときいつもの調子で返事をすれば、
だれだこいつ?とか思われそうで胸が苦しく今日もご飯がうまい。
デザートは勿論別腹だ。トロルバッコスにはならないぞ。
で、あれだ。
かき氷はメロン味が好きだ、ではなかった。
なんだっけ。忘れた。
そうだ。
ともかくそんなボス案内も縮小な感じになったので、
次は迷宮とか外伝クエストばっかやっていた。
マンネリ時期到来である。
仕方ないので少しでも野良パーティの場を盛り上げようと、
後頭部に小瓶を投げ付けてみたり、
『僧侶のまんたんは3秒以内。出来なければ何処からともなく
ハゲって手紙が送られてくる。』
などと10秒で考えた風説を流布してみたり、
『キラキラポーンをかけられたものはキラキラ教に強制的に入信させられます。』
などと信じても居ない宗教を立ち上げようとしたりした。
なんだこの馬鹿は。
アタマおかしいんじゃないだろうか。
まあ、そんな時期もあったらしい。
今でもそうなのではないか、と追求されれば否定出来ない。
最近はようやく重い腰を上げて強ボス活動なども開始しはじめた。
基本誘われないと行かないけど。モノグサである。
まあ、それでも適当に楽しんでるしいいんじゃないだろうか。
なんか日誌もはじめちゃってるし。こいつ調子乗りすぎなんじゃね?
そんな僧侶ですが、まあ見かけたら必死だなとか思ってやって下さい。