この日誌は「中編」です
時刻は午前4時ごろ
時期カワサキの称号はシェリー氏が獲得(本人は拒否)6時まで消化試合の耐久レースに突入
【激闘!おにごっこ】
ルール おにごっこ帽はつけないので誰が鬼が分からない、鬼は増えない、プクレットの村から出てはいけない、いいねでタッチ、主催者とフレ登録をしてエリア内にいることを確認とフレチャで終了アナウンスあり、5時になった時点で鬼の人が負け
お腹の具合 すいている
願望 隠れてコントローラから手を離せる状態で食事をとりたい
波乱の予感 無いと思っていたこのときは・・・
まずプクレット村というエリアに関して初期村は5つとも例外無く狭いので完全に隠れ続けられる所が存在しない
更にファンソギンやコックカワサキ集会に参加する人達は比較的プクレット村には慣れている可能性が高く意外性を掻くことも出来ない
例えばアズランでおにごっこをする場合私の最高記録で屋敷のフウラの部屋のベッドの裏の隙間で2時間ほど誰にも会わなかったことがある
その場合マップ全体から離れた屋敷という空間が鬼に長居したくない雰囲気を与え、フウラの部屋に探しにきてもすぐに段差やぬいぐるみや家具などのミスリードが大量にちりばめられてありベッドの裏に隠れる空間があることすら知らない人も多く見つからない要因となる罠が二十三重に仕掛けられている
プクレット村にはこういう空間が無い
私の目的はこのおにごっこ中に食事をとることだと決まっているため思い浮かべたのは少しでも激戦区になりにくくマップ全体から離れた浜辺
スタートの合図と同時に私は浜辺に向かって走りだした
走りながらの数秒間も状況の確認は怠らなかった
みんながどこに向かって走っているのか、どこに人が集中しそうか、決めた場所に向かってまっすぐ走るのは誰で、他人の動きを見て方向を変えるのは誰か、バラけようとする人、集まろうとする人、それぞれの性格コントローラ捌きテンション疲れ具合いくらでも情報は汲み取ることはできる
浜辺に向かって走ったのは私の他にも1人いたがバラける考えの人だったようで方向転換していたため運良く1人で浜辺に到達でき、すぐに崖沿いの細い角に陣取ることができた
念のためにしぐさスライムで視認される面積を減らす隠れる為のしぐさは箱でもツボでも寝るでも何でもよかったのだがここは難しく考えず1番小さくなれるスライムにしようと思ったのが1つ目の間違いだった
私は基本的に1日1食しか食べない
今の時代そういう人はたまに見かけるので珍しくはないと思ってる
前日の早朝におにぎりを2つ食べたきりだったので私のお腹はすいておりおにごっこという絶好の食事チャンスの到来に食事するかしないかという選択肢はそもそも無く、何を食べるか、疲れてるし辛いものが食べたい、という思考のみで冷食の担々麺を選択した
この冷凍担々麺はレンチン+お湯を注ぐという普通のインスタント食2回分の手間を要する代わりにおいしい
この担々麺を選んだことが2つ目の間違いだった
スライムになったこと、冷凍担々麺を食べること、
この2つの間違いでこの後の激戦に発展するなんて・・・このとき私には思いもよらなかった
※下の図は自分のアカイライと野生のアカイライの色がちょっと違うくて困惑するルイス(箸休め)
まず私は白チャログを見ながらルールを再確認した
今回のルールで違和感を感じたのがタッチされてから何秒数えるのか名言されなかったこと、つまり待つことをルールで義務づけられていない
タッチされてノータイムでタッチし返すことも問題無いということになる
よしこれでいこう
作戦まとめ 浜辺の崖横の角に隠れながら担々麺を作って食べつつタッチされたら即タッチを返してまったりおいしくお腹を満たす
私はSwitchLiteを見やすい位置に置いてゲーム画面をチラチラ確認しながらいつでも操作に戻れる範囲を保ちつつ冷凍庫から担々麺と棚からお皿を取り出しレンジにかけて更にケトルをIHにかけてお湯を沸かす
この間にも村の中心部では追いかけあい状況は変動していて浜辺にきて私と目が合った人たちも2人いたのでその度に緊張が走ったがタッチはしてこないので鬼じゃなくて良かったと胸を撫で下ろしていた
そして3人目の訪問者、全身スライム装備で覆いまくったスライムドレアのスライム大好きなプクリポが2人いたうちの1人、仮名スラリポAがついに私の前に現れた
ピコーン
スラリポAからルイスにいいね
ピコーン
ルイスからスラリポAにいいね
鬼きた!いやだ!と思うのと同時に私は相手のピコーンが鳴りやまないくらいの早さでピコーンが少し被るくらいの即返しをやってみせる
固まるスラリポA、動かない私
これが激戦の始まりとなった!
字数制限の為次回「中編2」へ続く!!!!