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剛獣掃滅の両断する者

ミキーユ

[ミキーユ]

キャラID
: AS667-177
種 族
: ドワーフ
性 別
: 女
職 業
: まもの使い
レベル
: 130

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ミキーユの冒険日誌

2022-11-09 17:57:37.0 2022-11-09 18:52:57.0テーマ:シナリオ・クエスト攻略

6.3のレオーネとアシュレイで思ったこと

【6.3めっちゃネタバレ】


結晶の塔、心域の2本撮りじゃん…ってちょっとビックリした
「自分という不幸を分かって欲しい」っていう執念が伝わってきて、
その欲求って人間としてはものすごく普遍的というか当たり前のもので、誰でもそういう気持ちをもっていて、
レオーネは等身大に人間で、その等身大の肩に世界とか運命を背負ってたんだなっていうのが本当に切なかった、、
レオーネってきっとすごく共感性が高い人物で、
自分を道具みたいに使った挙句処刑までしたゼーナピアにすら共感を示して見せて
(魔界の事情を説明したら魔王にすら共感しそう)
それなのにどうして自分のことは誰も…って、ずっとずっと思ってたのかもしれない


レオーネは悲しいくらい善良で朴訥な人で、
結局、「世界を救うという業を生身の人間に背負わせる」ことの限界がレオーネという悲劇なんだと思う
レオーネ、6.3で再会したときは目にハイライト入っていないのに、
ジア・ルミナを殺害した後からずっと目にハイライト入ってるんです
これってどういうことか考えてみると、
「自分自身の選択」にずっとこだわっていたレオーネが、
誰かにほのめかされたり指図されたわけではなく、初めて自分で選択したのがその行為だっていう満足なのかなと思った
アシュレイが「何度だって引き返すタイミングはあったはずだ」って言ってたけど、
レオーネにとっては最初の選択が多分、
アシュレイにとっては最後のそのタイミングだったんだろうなって


6.3で見たレオーネの苦悩とあらためて比較してみると、
悪神アシュレイの嘆きの先には、もっと人の性そのものの愚かさや世界のことがずっとあったし、
レオーネにとどめをさした時の背中の後ろには、間違いなくアストルティアがあった
トーマにとどめを刺したときのアンルシアとおんなじだったよ
これが「勇者」っていうことなんだと思う
勇者はレオーネではなくアシュレイだというのを、人間らしさは欠片もみせないのに人間の業のカタマリみたいなダシュアが選んだというのがまた…
ダフィアはアシュレイを卸しやすさで選んだわけじゃなかった、その「目」の確かさがまたグロい


レオーネとアシュレイって、養子に出されて次に会うときはお互いに立場がある状態だった、ってこと考えると、
物心ついてから初めて本音でケンカしたのが6.3だったかもしんない、、何千年越しに…
アシュレイって死ぬまでレオーネに後ろめたさを感じていて、
(自分だけ生き残ったこと、王となってレビュールを滅ぼしたこと、自分だけが勇者として歴史に残ること、解呪してあげられなかったこと)
フォーリオンに召喚されたときも「俺だけなのか?レオは?」ってずーーーっと気にしてたはずなんだよ
来てたら心から嬉しいし来なかったら安心したはずなんだ

そう思うとレオーネの「兄貴をびっくりさせたいんだ」はなかなか凶器だと思うし、
アシュレイもレオーネも、その気まずさとかわだかまりは主人公たちには関係ないからああやって振舞っててくれただけで、
そうやって6.0のムービーとか見返すともうほんと吐きそうになる どんな気持ちだったんだよずっと
セリフの一個一個もどんな気持ちでこれ言ったんだよみたいになってマジでうっ…って
レオーネ、アシュレイに対してはなんか偽悪的にふるまうことで当てつけてるように見えて、
別れてから後のことしらないのはお互い様じゃん…って思うと、レオーネがこんな風に甘えられるのは兄だけなのかなとか、
そんな風に考えてたら、レオーネが最期の盟友の盾(この名前も今となってはどうなんだ)を使ったときに願ったのが、
「世界を頼む」じゃなくて「兄貴を頼む」だったのでぶわああって泣いてしまいました、、、
ううううーーー!

多分アシュレイだったらそんな風に願わないはずなんですよ
レオーネだからそう願えたんですよ、勇者じゃないから、
そう思うとレオーネがレオーネとして生きた重さに釣り合う願いな気がして、、
レオーネは自分自身のために世界を諦めたし、
アシュレイは世界のために弟を諦めたけど、
お互いとも、「お互いの兄弟であること」だけは最後まであきらめなくて、
それがあの羽根をつけたままなんだって思ったらもう…



元気出してくれ

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