この物語はフィクションです。
大陸をまたぐ戦国時代は一人の英雄を産み出した。
アストルティア大陸の主要国家を抑えた第六天魔王ルシは、残る毛玉家の治めるカミハルムイ王都へ進軍中の将軍すずのんに自ら援軍を送るべくカミハルムイ領北に、わずかな手勢を率いて駐屯していた。
その真北、夢幻の森のさらに奥にある今は歴史に捨てられた城に、数刻前まで忠臣であった者の姿があった。
お止め下され!謀反など成功しませぬ!
御館様「くどい!奴とて桶狭間(どこだ?)にて、今川(だれ?)の首を跳ねたところから始めた!今は正にその状況と同じであろうが!」
しかし、成功したとして!
再び世が乱れますぞ!もはや魔族さえも配下に押さえるLooseが崩壊すれば、元の、いや、それ以上の地獄が
御館様「もういいの。平和?平穏?戦無き世?そこにアタシの居場所は無いわ。」
馬鹿な!戦の為に戦をするなど!
御館様「是非も無し」
全軍出陣
陣太鼓と共に進軍を開始する。
先頭を征くは紅き衣、紅き剣の反逆者
かつては、姫とまで呼ばれたが魔に落ちた者の末路
御館様「敵はカミハルムイにあり!第六天魔王ルシの首を取る!」
やだぁ!魔王と戦うなんてやだぁ!
かくして悪は滅びた。
あとがき
カミハルムイのキークエスト攻略中ですが、並んでる姿が面白くて写真を撮ってたら思い付きました。
続編があるかどうかはわかりません(笑)