天使に呼ばれる必然性がないとか、天使の無礼な態度をとる意味がわからない、という意見が多く出ていますね。
今はまだ、主人公自身も神化して何がしたい?の答えも持っていない状況ですから、これから理由が明らかになってくるのでしょう。
ただ、スタートからグイグイ引き込んでくれるものがないので、現時点ではそうして欲しい人にとって物足りないだろうなと思います。
どんな感じだと必然性って出るのかな。
ルティアナ狂信者の天使長派閥が主人公に歪んだ憎しみを抱いて、主人公の命を狙っているとします。
ジャゴヌバ以上の相手ですから、普通は倒せません。
しかし天使長はルティアナの教えに背く「人間」を必ず絶命させる裁きの雷を持っています。
天使長の一派は、主人公を罠にはめて、ルティアナに仇名すことをさせようとします。
対して、主人公のことをルティアナがその後の世界を託した救世主、だと信じるユーライザたちのいる派閥は、これを阻止するべく主人公を守ろうとします。
天使長の裁きの雷は人間の命しか奪えません。
天使は神に仕える者ですから、主人公を神化させれば、天使長の雷は無力になります。
ところが、神化の儀式やその準備となる4つの試練は、天使長とその派閥の天使が執り行う儀式です。
そこで、ユーライザはアストルティアの英雄たちを神化するところに主人公を紛れ込ませて、試練を受けさせることにします。
主人公はまず、エテーネルキューブを使って、英雄たちが活躍した時代を訪れます。
変装して、偽名で英雄たちの活躍した歴史に参加することで、試練を受けるメンバーの一人になりすますのです。
例えば、大地の三闘志の話に参加して、大地の四闘志として、メンバーに参加します。
天使マギダスの魔法を借りて、ドワーフのおっさんに仮装し、チョビヒゲとぐるぐるメガネの弓使いとして一緒に旅をします。
※マギダスのあの布は、天使だとばれないための仮装でした。
ラダガートやハクオウなどの歴史にも、それぞれ変装して参加します。
天界に戻ってから、同じ変装をしてバレないように試練に挑みます。
みんなが集うシーンでは、あっちこっちで変装して大忙し、ここはちょっと笑えるイベント。
フォステイルにだけは、正体がバレてしまったり、最初から変装だって知っていたよ、と言われたり、他の人にバレないように助けてもらったりします。
ようやく神化の儀式にたどり着いたと思ったら、他の英雄達が悪神へと変化してしまい、儀式は中断。
主人公は目的が果たせなくなったばかりか、天使長たちに正体がバレて、エテーネルキューブを取り上げられたうえ、捕まってしまいます。
それどころか、ユーライザが反逆軍の主要メンバーであることまで露見し、彼女までも幽閉されてしまうのです。
絶体絶命の主人公に天使長が耳打ちします。
「天界の中に、あなたの命を狙うものがいます。手出しができぬよう、天界中の天使の目をあなたに向けておりました」
天使長の派閥の中にも信用できぬ者がいるため、天使長は主人公の命を狙うふりをしながら、ユーライザたちを影から支援していました。
主人公を神化させる同じ目的があったが、想定外の事態となった。
正体のわからぬ真の敵、悪神となった英雄、歪んだ歴史が生み出す新たな問題。
ユーライザ「裁きの雷以外で主人公の命を奪うなんてできるはずが・・」
真の敵「いえ、この方は初めから存在していなかったのです」
どうなる主人公。
妄想するのも楽しいけど、本物のVer6の続きがすごく楽しみ。