目覚めし冒険者の広場-ドラゴンクエストXプレイヤー専用サイト

天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

ライブカメラ画像

2D動画 静止画

写真コンテスト

{{ photoImg }}
さつえい日  :  {{ photoDate }}
さつえい場所  :  {{ photoZone }} ({{ photoWorld }})
{{ photoImg }}
{{ photoImg }}
{{ entryTitle }}
{{ mangaImg1 }}
{{ mangaText1 }} 
{{ mangaImg2 }}
{{mangaText2 }} 
{{ mangaImg3 }}
{{ mangaText3 }} 
{{ mangaImg4 }}
{{ mangaText4 }} 

アスカの冒険日誌

2019-10-06 22:12:04.0 2019-10-06 22:56:36.0テーマ:その他

とある蒼天の外伝「第9回~遺跡の攻防戦(中編)~」

(注意:続きものです)

三人がやってきたウルベア地下遺跡のある場所。大きな壁。
そこには、真新しい何らかの破壊工作を行った跡が残っていた。
「なんだ、これ?オレたちよりも先にここで何かやった奴がいるな」

マージンは、荷物を下ろし壁の方へと歩んでいき
壁の状態を確かめる。手でコンコン叩いたり、残っている
キズ跡などを入念にみている。
「この壁・・・俺の知る限り、触った事がない材質もので
出来ているな。」
「私は一度来たんですが、ここを破る事は出来ませんでした」
「そうだ、破れなかったって聞いたが、どうやったんだ?」

そうすると、マイカは急に恥ずかしがるような様子をみせ
「実は・・・いくつかの手段は用意して挑んだんですが、その全てが
ダメでした。そして最終手段的に攻撃呪文での破壊を試みた所、
壁そのものに”呪文が相殺”されました。」

それにマージンが驚く。
「壁そのものに!?・・・・相殺って言えば」
「手練れの賢者が使える呪文”マホステ”と似てるね。もしかしたら
この壁自体か材質に織り込まれているかもしれない」
「そうかもしれません。」

マイカはフツキの隣にやってくる。
「この状況下で”安全に突破する方法”が見つからなかったので、
今回、爆弾工作員として有名な”マージンさん”と共に
ご活躍される”フツキさん”にお声をかけさせていただいたのです」

「な~るほど、な!」
マージンは、驚きつつも作業は止めておらず、一通り
調査し終えてたのか、後ろに下がってきて

「どうやら特殊なのは、目の前の壁だけだ。周りの壁は
通ってきたものと同じだな」
「え、という事は・・・?」
マイカが、少し状況を飲み込めていない感じだったが
マージンはマフラーを少し下げて、笑みを浮かべて
「なんとかなりそうだぜ。相棒手伝ってくれ!」
「わかった。どうすればいい?」
「そうだな、コレをあの壁の周りに埋め込んで・・・」
と、しばらくの間爆弾の敷設作業が続いた。



「スイッチ オンヌ!」
ガコッという音に合わせて閉鎖空間の中、爆発が起こる。
激しい爆音と振動が遺跡を揺らす。がその構造は爆発に
威力に耐え、様相を保っている。

そして時間差をあけ、何かが倒れる大きな音がした。
「よし」
マージンが口元を覆っていたマフラーを外す。
「上手くいきましたか?」
白いローブで口元を覆っていたマイカとフツキも出てくる。

「ちょっと待ってろ、確認してくる」
先に走っていく。少し間をおいて、
「計画通り・・・おーい、来てくれー!」
マージンが呼ぶ。二人も駆け寄ると壁が綺麗な
長方形で壊れており、それが奥に倒れていた。

倒れている壁の先には、通路が続いているが
真っ暗だった。
「こりゃ、先が見えない・・・フツキ、松明もって・・・」
「三重・照明呪文(ドライファハ・レミーラ)」
マイカが呪文を唱えると、手から3つの光の出現する。
「わ!なんだ、光が!」
マージンはびっくりする。その光は三人の周りを
浮遊するように、ユラユラと飛び回る。

「レミーラ、本来は”目眩まし”に使う初歩の呪文ですが
こう使えば、明かりになりますよ」
「なるほど・・・とりあいず前に進めそうだな」
マージンとフツキは自分達の持ってきた荷物をまとめた
あとに、マイカと共に奥へと進んでいった。



しばらく作り出した光源をたよりに進んでいると
レミーラの光ではない、別の光が見えはじめる。
「お、明るくなってきたな」
「どうやら、目的の場所は近いかもしれません」

光に向かって進むと、開けた所に出る。そこは
壁に棚がつけられ、加えてたくさんの棚が所狭しと置かれ、
そこには本や資料が大量に納められていた。
「ここが機密図書庫。かつて入らせていただけた
”ジュレイダ連塔遺跡”の書庫を越える本と資料の数ね!」
とマイカは目を輝かせる。

それを横目にマージンとフツキは、入り口の近くに
荷物を下ろす
「おうーこれはすげぇ」
「厳重なあの扉に守られていただけはあるな」

マイカは、既にそこらじゅうを駆け足で周りながら、
色んな棚から、本を手にして集め回っては、
読んだりしていた。
「俺たちの雇い主は、本を読むのが好きらしいな・・・」
「そうだな・・・・・ん?」
とフツキが急に押し黙る。何かに気づいたように、
自分達の入ってきた入り口を見た後に、マージンに向かって
クイクイとして近くに引き寄せる。

自分の興味に従って、本を読むマイカをそのままにして
二人は入り口の方を見て
「どうやら、俺たちよりも先に壁を壊そうとした
先客のお出ましか・・・」
「どうする?・・・マイカさんを呼ぶ?」
「呼ぼう。足音の数が多い。場合よっては・・・」
そう話した時に

「ん・・・これ、”探していた本”」
いいね! 18 件

ログインしていないため、コメントを書くことはできません。


戻る

ページトップへもどる