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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2019-10-10 23:53:20.0 テーマ:その他

とある蒼天の外伝「第10-2回~遺跡の攻防戦(後編)~」

(注意:第10-1回の続きです)

その頃、マージンとフツキはマイカが足止めしている
スキを利用して、荷物を拾い、まだ立っている棚から本や資料を
全て叩き出してカラにして、その中にワイヤーを張り巡らし、
爆弾を使ってトラップを作っていた。

「これ、上手くいくのか?」
「大丈夫だ。アイツらの体はデカい。だから当然重さもある。”こいつ”で
仕掛けてるワイヤーをアイツらにひっかけさせて、棚を
自分たちで爆破してもらって、押しつぶされるのを確認した後に、
俺自身の起爆で壁や周りをもう一度爆破して倒して止めだ。」
といいながら、手に黄色何かを持っていた。
「いや、そうじゃなくて…。キミ、ギガボンバー”3つ”はやりすぎじゃないかい?」
「心配するな!”ちゃんと計算はした”」

とフツキの心配をよそに、即席ながらもマージンのトラップは完成した。

「さてと、奴らをこちらに来させるか!」
「わかった。じゃあ俺がマイカさんを呼んで来るから、待っていてくれ」
そういうとフツキは素早い動きで、足止めをするマイカのもとへ向かう。



戻って、マイカ。

三重詠唱による呪文の連射で、敵をたやすく蹴散らした。
「これで終わりですか?」
杖を下ろしかけた時、不穏な魔力の気配を感じ、
後ろに向かって飛ぶ。その表情は、曇っていた。

「どーした?その顔。まるで”幽霊か幻”でもみたかのような表情だな?」
「俺たちにいきなりこんな事をさせるなんて、ガキ…お前が初めてだ。」

といいながら、先程までマイカに翻弄されていたはずの魔物二体が立っていた。

「さっきまで確かに、感触があったはずなのに」
「それはあっているが、少し違う。」
「だが、俺たちの”幻”をここまで追い込んだんだ。教えてやる。」
マイカに迫りながら、武器を構える。

「俺たちは首領から、ある物を捜索するように命じられているんだ」
「そう、”幻闇(げんおん)の魔導書”をな。そして首領から俺たちは力を
もらっていてな、言うなれば幻を操る兵士”魔幻兵”なんだよ」

その言葉に、合点がいったマイカは自身の荷物を押さえた後に、構え直す。
「何か持っているな?もしかして俺たちの探しものか?…抗った所で、
お前みたいな魔法使いに、俺たちが負けるはずないんだよ!」
再び飛びかかる。

すると
「マイカさん、伏せて!」
言われると、突然魔幻兵との間に、煙幕が投げられ
周囲が煙で充満する。

「く、クソ!周りが見えねぇ!」
「イテッ!てめぇー俺だ!どこ狙ってやがる!」
魔幻兵たちがバタバタする中、マイカはフツキに手を引かれ
さきに飛び出す。
「フツキさん!?」

「マージンの準備終わったぞ。どうなるかはわかんないけど」
「え!?どういう事で・・・・・」

「「待て、ゴラァー!」」
と、煙を抜け出して魔幻兵たちが追いかけてくる。

「もう来たか…。マイカさんこのまま走っていくぞ!」
「はい!」
二人は走る速度を早める。走っていると、その先で
マージンが何かしている。追いかけてくる
魔幻兵たちの目にも、入る。

「うおぉい、こっちだ!デカイだけのでウドの大木が!
そんなじゃあいつらどころか俺すら捕まえられないだろう!!
悔しかったら、追いかけてみろ!!」
と、挑発する。が既に頭に血が上っている相手には、
効果てきめんだった。
「んだとぉー!!」
怒りの矛先が、追いかけている二人から
挑発しているマージンに向き、追い抜いていってしまう。

「フツキさん!マージンさんは大丈夫なんですか!?」
「アイツなら大丈夫さ、俺は普段のなりを知っているが
こういう時の”身のこなしと運”は最強さ!」

魔幻兵をひきつけ、マージンはトラップへ向かう。
そして目の前まで来ると、

「これで終わりだ…!」

身を横に翻すと、魔幻兵の目の前から消え
代わりに、その足元に無数のバナナ。
盗賊の特技のひとつ”バナナトラップ”が
仕掛けられていた。
「んおぉ!バナナトラップッ!」
「なんだっ!急に止まるなぁー!」

「「ぬああああああっ!」」
ツルンと滑ってしまい、爆弾トラップの
ある棚の間に吸い込まれるように入る。

同時にカチッカチッといくつもの音が
した後に棚の周りが爆発し、内側に重い棚が
倒れ込む。

それを確認した後、近くにあった起爆装置と
ケーブルを手に大きく下がり、仕上げに入る。

「マージンさん上手くいったのですか?」
「これで最後だ。下がってろ。」

起爆装置とケーブルを接続し、
「本日二度目の…」

「スイッチオンヌ!」
とガコンッという音を鳴らすとそれと同時に
魔幻兵がいた辺りの棚がまとめて凄まじい爆発と
爆音ともに吹き飛んだ。

「クリア」

(第10-3回へ続きます。)
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