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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2019-10-23 17:44:52.0 テーマ:その他

とある蒼天の外伝「第16回〜突撃!闘技場!〜」

グレン東にあった雷神会の拠点を発って、しばらくした頃。
ライオウ・ライカ・リルカの三人は、オルセコ高地の丘に
居た。ここまでは2頭の馬にそれぞれ跨り、駆け抜けて来た。

「やっとここまで来たか…」
ライオウは馬を操り、高台で止まる。
それに合わせてリルカも馬を止める。
「ライオウーこれから行く所はどこにあるのー?」
「まだぁー先だ。だが近いぞ」
ウキウキした顔でライカは馬を繋ぐ手綱と
それを操るライオウの間に居た。

それを見たリルカは、ジト目で見ている。
「ん?どうしたーぁ、リルカ。変な目で見て」
ライオウが声をかけると、頬を少し赤くして
目をそらす。
「い、いや、なんでも無い。気にしないでくれ」



古代オルセコ闘技場。

そこは、かつて千数百年前の栄えた国があった事を
思わせる荘厳かつ力強い様相を呈している。
歴史的に価値があるその地を現在、エゴート団が
占拠、要塞化し我が物顔で利用していた。

その奥のある一室。大きな机に多種多様の書物。
実験道具、魔法陣など研究をするような用具がそこかしこに
置かれていた。

そしてその机で、黒い法衣を纏う大きなカエルの様な
化け物(イッドと同じ姿の魔族)が、本を開いて読んでいた。

「ふむふむ、なるほど…こんな事が載っているのだな。
やはり、これこそワレが求めていた本だ」
嬉しそうに読む魔物の傍らで、近くの壁に吊るしあげられ
捕まっているマイカの姿もあった。

「あなた!その本、今すぐ捨てなさい!それはこの世に
あってはいけないものです!」
「何を言う小娘?…これは、我が”エゴート”が求めていた
魔導書だ。簡単には捨てられぬぞ」

本を閉じ、マイカに近づくエゴート。そしてその大きな手で
首を掴む。息がしづらくなる苦しさに顔を歪めるマイカ
「ワレは本だけが必要だったのだ。お前のような小娘は
あの場で始末してもよかったのだが…」

と、エゴートはマイカに見えるように自身の法衣の一部を
見せる。そこは炎のような何かで焼かれたのか、焦げて
ボロボロになっていた。

「ワレがアストルティアの愚民に遅れを取ったのは、
初めてでな、その記念としてお前をここまで連れてきたのだ」
「あ…なた、趣味が悪…いです…ね」
と、鋭い目でエゴートを睨む。不敵な笑みを浮かべた後に
マイカの首から、手が外れる。それと同時に咳き込んだ後に
肩で大きく息をする。

そんなやり取りをしていると、部屋の扉が突然
開かれる。
「エゴート様!敵の襲撃です!!」
報告しに来たのは、黒衣に身を包んだ人間の男だった。
「来たか、数は?」
「少数なのですが、勢いが激しく。押し込れております!」
「今、我が団を襲えるのは、”雷神会”か!」
「はっ!おそらくそうだと思われます!」

「奴らの中に、黒服で大剣を持ったオーガの男は居たか?」
「いえ、居りませんでした。」
聞くと、エゴートは笑みを浮かべ
「よし、こちらの全戦力をぶつけて押しつぶしてしまえ!」
と指示すると、男はそのまま部屋を出ていった。

「ふん、卑しくもワレの邪魔をし続ける一団。しかし
ここまで来たということは疲弊もしているだろな、
この際だ。潰すのも良い…」

すると、マイカの方に向き不敵な笑みを浮かべる。
「せっかくだ…お前にも働いてもらおうか」

大きな手を今度は顔の前に突き出す。そして
何かを呟くと、その手が怪しく紫に光る

「やめて!…い…いやぁぁぁぁ!!」



オルセコ高地 闘技場前。

そこでは既に雷神会の先行隊。フウライ率いる
屈強な男たちが、剣や斧・ハンマーなど手に、
人間と魔物の混成部隊であるエゴート団の団員たちを
相手取り、暴れまわっていた。

近くまでやってきていたライオウたちも
それを見る。
「おうーやってるやってる!」
「ライオウさん、どうしますか?隠れて裏から行くのか?」
とリルカが聞くと、ライオウはちょっと不機嫌そうになる。

ライカを片手で抱き上げて、リルカの方の馬に載せる。
そして少し、前を歩いた後に
「隠れる?裏だぁー?違うな…」
言いながら、背中に背負うオートクレールを片手で
抜くと大声で叫びながら

「正面突破だぁぁぁぁ!!」

馬の手綱を打ち鳴らす。ライオウの力強い闘気に
感化されたのか、嘶いた後に馬も迷いなく従い
駆け抜けていく。

「え!正面突破!?」
「リルカさん!ライオウを追って追って!」
と驚きながらもライカの言葉にリルカは従い、
馬を操り、その背中を追っていく。

リルカは自身を盾にするようにライカに被さる
「ライカちゃん。あたしの下でしっかり伏せてて!」
「ボクなら大丈夫!その代わり、ライオウから
引き離されないでね!」
「分かった!」
2頭の馬はそのまま戦闘が行われているさなかに
飛び込んだ!

続く
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