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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2019-11-09 09:10:20.0 テーマ:その他

とある蒼天の外伝「第20回〜野望成就のために〜」

「大爆裂呪文(イオラ)!」
呪文を詠唱する声が響く。

突如、テントが黄色い閃光を放ち、爆発する。
その中から、毛布を羽織り、杖を手に持ったマイカが
飛び出して来る。

「マイカ!アンタ!」
「お姉ちゃん!私の事は良いから!早くライカちゃんを!」
リルカは爆発し、煙に包まれたテントのあった場所を見ると、
そこには黒い法衣を纏った化け物、エゴートが立っており、
その手には意識を失ったライカが抱えられていた。

「フハハハ!…よく気が付いたな?ワレの変装に」
「あなた、変装下手でしょ?…お姉ちゃんにはキレイに
化けれたのに、出来てない所があったわ」

そんな会話をしていると、ライオウの近くに居た
ジンライがかき消えたかのように、短剣を手に目にも
止まらない速さで、エゴートの首筋めがけてに飛びかかる。

しかし、ジンライは切った時の手応えを全く感じなかった
その洗練された一撃で切ったのはエゴートの形をした靄だった。

「おっとと、これは怖い怖い。」
ジンライの少し離れた所に、エゴートがふわっと姿を現す。

「二重・身体加速(ツヴァイ ファハ・ピオラ)!!」
マイカが自身の体の痛みに耐えながら、呪文を唱える。その横から
呪文を受けたリルカが飛び出し、両手剣を取りかけたが相手の手元に
いるライカを見て手に取るをやめ、拳を握り

エゴートに殴りかかる。しかし、その攻撃もジンライの時と
同じ様に空を切ってしまい、リルカはそのまま姿勢を崩して、
前のめりに倒れてしまう。

「無様だな。お前たちにワレを捕らえる事は不可能だ。
では、そろそろ逃げると…」

とエゴートが笑いながら、逃げようとした瞬間。横を少し振り向く、
その姿を見たのはエゴートのみ。それ以外のその場に居た誰も
見えていない。

拳を握り、足で踏ん張った地面はマイカを正気に戻した一撃を
放った時と同じ様に沈み、その眼光は鋭く…そして強い怒りに
満ちていたが、決して正気を失っていない。一人の漢。
一人の父として、自身の娘に手を出した悪に鉄槌をくださんとする


……ライオウの姿があった。


その強く握った拳が行くその先は、リルカとの勝負の時と
同じ様に相手の腹を狙うボディーブローだった。

ドゴーンッ!と周囲に響き渡る程の大きな音を立て
エゴートは攻撃してくるライオウを認識する前に、悲鳴の声すらあげず
凄まじい勢いで吹き飛んでいった。

ジンライはすぐにそれを行った主に気が付き、拳をグッと握り、
笑みをこぼす。吹き飛んだ相手と逆に地面に落ちそうになるライカを
ライオウは拳を開き受け止めた。

「てめぇ……俺の娘に気安くに触んじゃねぇーぞ!」
と、戦いの時に見せた楽しむ笑みとは違い、相手を本気で
殺そうとするほどの怒りを体現した激しい覇気を放ち、
吹き飛んだエゴートを睨んでいた。

…しかし、ライオウは驚く。受け止めた…と思われたライカの姿が
急にかき消える。そして強烈な一撃を受け、もう起きることが無いと
思われたエゴートも一緒に消え、また別の場所に二人が姿を現す。

「ふふ…ふははは。さすが、噂に違わぬ実力だな。
こちらも念入りに準備をしておいて、正解であったわ!…ぐっ」

エゴートは、余裕の表情を見せているが杖を持ったまま自身の腹をさすっていた。
「へっ!言葉と裏腹だな…ダメージ受けてんじゃねーか。…じゃあもう一度言う
娘を返せ…!」
「そうはいかないな。この娘には用事がある。……我が計画のためにな!」
エゴートが話していると、再びジンライが目にも止まらない速さで
斬りかかろうする。が

直後に、ライカと一緒にエゴートが黒い球体に包まれ始める。
ライオウ・リルカが同時に駆け出す。
「・・・もうこれ以上いるここに用事は無い。我は既に目的を達成している」
「逃がすかっ‼」
と、ジンライは球体ごと、切り裂こうとしたがその前に球体が消えて
しまった。

「くそっ!逃げられた!」
悔しがりかけた所で、
「落ち込んでる場合か!ジンライ!今すぐ動ける奴らを集めろ!!」
「……へいっ!すぐに!」
とライオウはジンライに活を入れ、すぐに人を呼びに行かせた。

だが、それとは裏腹にその顔に余裕というのものが消えていた。
「ライカ…!…」
自身の判断が引き起こした事態とそれに対する悔しさを拳を握りしめて、
近くの壁を殴りそうになる。リルカもそれを引き止める事が出来ず、
見守るしかない中。

「頭領さん。心配しなくても大丈夫ですよ。」
マイカが歩み寄ってきた。

続く
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