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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2020-04-04 11:18:08.0 テーマ:その他

とある蒼天の外伝「副司令官と狐剣士」前編

※蒼天のソウラ第79話・第82話の妄想二次創作です!
 参考にしたお話の裏舞台的なお話になります♪

=本編=

ーイシュナーグ海底離宮ー

「突入します!皆さん、準備でき次第
出撃して下さい!」

しばらく途絶えていたレヴィヤルデとの通信を聞き、
私は決断した。今、引いてはならない、ロスウィード達が
来るまでの時間を稼ぎ、この作戦を成功に導かなければと

「よしきた!まずは、俺たちの仕事だ!」
先に飛び出したマージンさん・フツキさん。二人は
敵を撹乱・無力化し、少しでも相手側の戦力投入を遅らせる
手はずとなっている。

二人を皮切りに、次々とヤットに共に乗り込んでいた
冒険者たちが潜水艦の外へと飛び出していった。

最初に現地に着いた指揮官として、冒険者が出ていくのを
見送り、そして最後に今回の作戦の立案者であるギブさんが
出てくる。

「僕で最後です。行きましょう!」

「先に行って下さい!後から追います!」
と伝え、彼を先に行かせる。

私は船の乗務員に、艦の行き先を指示し、
レヴィヤットが離れていくのを見て、ギブさんのあとを追う。

「だいぶ、遅れてしまいましたね」

戦場を見渡すと、すでに小競り合いながら各所で
冒険者と魔族とで戦闘が始まっており、私もどこかで
援護に入らなくてはならないと考え始めた時

「そおい!」
どこかで大声が聞こえ、何者かが飛び上がるのを
見つける。狐の剣士?それがどこに?と行き先を
確認すると、
「わっ…わぁ!」
ギブさんが怯えているのが見え、

「ギブさんっ!!」
声を荒げ、武器を構え足を早め、飛び込む。

太刀筋を見定め、自身の剣先を打ちつけ
体重を前にかけ、前進しながら相手を一時的に
引かせる。

「アスカさん!?」
驚きの表情をする。しかしここでギブさんの足を
止めさせてはならない。本来は、指揮官の名を受けた
私がしなくてはならない事だけど、託そう。

「ここは私が!ギブさんは全体の指揮を執って下さい!」

「はっ はい!」
走り去っていった。私は目の前にいる狐剣士を睨む

「なかなかお使いになるようですな、マドモアゼル」

なんとか弾いてみせたけど…対面してみて分かる…あれは、
ギブさんに意識が向かっていたおかげかもしれない。
剣士の構えや呼吸、そのいずれからも一切のスキがない。

少し様子をうかがいましょうか

「そちらのお名前を伺いしましょうか?狐の剣士さん」

「おやおや、礼儀正しいマドモアゼルには名乗らない訳には
いきませぬな、私の名は”フォルカ”」

と、律儀に帽子を取り、礼儀正しく軽く会釈してくれた。
「私は、ヴェリナード王国軍所属”アスカ・バンデヒルフェ”」

「アスカ君か、先程の剣…見事だったよ」
「どうも」

礼節はある。けれど実力が全く見えない。でも…!

「私は、あなたを他の場所にいかせる訳にはいきません。覚悟は
よろしいでしょうか?」

強気に構えてみせるしかない。私の言葉にフォルカは
眉一つ動いてないように見えた。

「おお、怖い怖い。では、一手興じましょうかッ!」

言った直後、何が有ったのかわからないままに、頬に熱いものが流れていた。

「クッ!」

剣の位置…どうやら一突きされていた。反射的にその突きを私は刀身を当て
反らしていたため、致命傷は避けられた。

「ほぅ、今の反らしましたか」
私の実力を測り違えたものの嬉しそうな表情が見えた。

しかしこちらは物凄く怖い。気を張り詰めていなかったら
間違いなくやられていた。
(次も相手に打たせたら、まずい!)

フォルカの剣を押し返しそのまま踏み込み、やり返す。
攻めのスキを与えれば、私でも見切れない程の鋭い突きが待ってる。
踏み込ませてなるものかという意志を込めて、攻勢敷く

「最初の威勢の良さは、どちらにいかれましたか?」
余裕そうに、こちらの攻撃を弾いてくる。その上、合間に
確実に突き返して、布地や鎧が削り取られる感触も伝わってくる。

「フォルカ、貴方はもしかしたら私が今まで見てきた中で
一番強い方かもしれません…ですがッ!」

互いの剣がぶつかりあい、間合いが開く。
「ほう?何度か、スキを見つけては突き返してやりましたが
マドモアゼル。呼吸を乱しては、私には勝てませぬぞ?」

強者の至り、余裕を見せた者は必ずどこかに弱点がある。
でもこの剣士は自身の実力・言葉をもって強いと感じさせる
迫力がある。

私一人でこんな手練をひきとめられるか?相手しきれる?
ううん、ここで弱気になってはいけません

「助言ありがとうございます。しかし
”大切なものを守る”盾となる者!私がここで退く訳にはいきません!」

「威勢はよろしい!引き留めるのであれば、命を賭して
かかってきなさいっ!」

続く
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