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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2020-05-04 21:17:28.0 テーマ:その他

とある蒼天の外伝「第80回~暗闇に消える影~」

これは蒼天のソウラの二次創作になります!執筆者の
独自解釈などが含まれます。そういった関連の事が苦手な方は
注意が必要です。それでも良い方は進んでください。

ーーー本編ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ビュンと撃ち抜かれたその瞬間。金色の装飾はドロドロと
熱で溶けていく。その現象と同時に周りにある変化が起こり始めた。

逃げ惑う観客たちが徐々に姿を消し、助けに来ていた
もんもとトンブレロをもみくちゃにしていた屈強なタキシードの
男たちも消える。

戴冠式の会場は静寂に包まれた。
「…ウサ子の夢の邪魔をしてしまったのは心苦しいが…私の”予想”
は間違っていなかったな…」

目の前には王冠が消えて、ウルウルと涙を流しながら
座り込むウサみんやそれをなだめているねるの姿があった。

「…本当にすまないな…ウサ子」
このゴタゴタが終わって、無事に帰ったらおわびを考えて
おこうと思いつつ、視線を移した。

「さて…今の状況から察するとここにいるのは”我々だけ”に
なるはずなのだが…なぜお前は残っているんだ?」

リンドウが見据える先には、ウサみんに王冠を渡そうとした
審査員長が立っていた。
「ふふ、ハハハッ…ここまでか」
そう呟き、右手をあげるといきなりパチンと指を鳴らす。

するとウサみんとねるが突然、ピクッと動き
「んん?……私は今まで何をしていたのでしょうか?」
「…え、なんで泣いて…?」
と言いながらを周りをチラチラ見ていると
「お師匠様!」「ししょー!」

二人はリンドウの元へ駆け出していった。
「おおっ…お前達!ようやく正気に戻ったのか」
「正気…に…というのはよく分かりませんが…」

「はい!…なんだか悲しい夢を見ていた気がしたんですけど」
ウサみんが言うと、リンドウは視線を反らした。

「あ、ああ今度…ウサ子。新しい魔法を教えてやろう…」
「えっ?やったぁー!なんだかよくわからないですが、嬉しいです!」
3人で話していると

「楽しいお話は終わったかな?」
審査員長は話す。その言葉を聞き、3人は構えた。

「あぁ、ではお前もそろそろ正体を表してもらおうか?」
「それは出来ませんな…こちらもまだやりたい事がたんまりと
ございますゆえ…今回の所は下がらせてもらいますよ」

再び右手をパチンと鳴らすと、その姿が
ローブを身に着けた大男へと代わり、そのまま
紫の霧の中に包まれて消えていった。

「今の…なんだったんでしょうか?」
ねるは一呼吸ついた後、構えを解く。

「分からない」
ねるの問い対してそう答えた。しかし実際はどこかで感じた事がある
とそう思った。同時に頭の中ではありえないと思い至る。

「確かに…は私の手で…」
「………ししょー?」
ウサみんが顔を覗いてくる。

「いや、なんでもない。それよりも二人とも怪我はなかったか?」
「私は大丈夫です」
ウサみんも元気そうにうなづく。そんなやりとりをしていると

「ウサー!」
もんもが泣きながら嬉しそうに飛びつく
「わぁっ!もんもー!どうしたの!そんなに」
今まで会えなかった想いが募りに募ったのか自分の体を
一生懸命もふもふと擦る。

その状況を笑みを浮かべて見るリンドウは
「よし、ではお前たち…帰るぞ!」

声をかけると元気よく返事を返し、お城へと
帰っていった。



ショコラフォンティヌ城を出て、裏のヴェリナード城下町を超え、
リンドウ達が入り口となっていた路地裏から出てくる。

「わぁーこんな所に繋がっていたんだ」
ウサみんは周りをくるくると見る。もんもとトンブレロも
その動きに合わせて一緒についていった。

「あ、あそこに居るのって…。」
ねるが指を差す。リンドウが視線を移すとその先には
何かを探るように捜査をするブラオバウムの姿があった。

「バウム先生〜!」
ウサみんが大声をあげて、手をふると
リンドウ達に気がついた。

「リンドウ師!それにお二人共!」
「バウム…研究室に居たのではないのか?」
「何を言ってらっしゃるんですか…!貴女が出かけてから
どれくらいの時間が立っているのか…」

珍しく声を荒げるブラオバウムを落ち着かせて話しを聞くと
リンドウが出かけてから丸2日近く経っており、

心配に思った女王の命によりギブやロスウィード主導の元
捜索隊が結成され、リンドウをずっと探していたとの事だった。

「そんなに向こうにいたのか…!」
「む…向こうとは…?」
「うむ……いや今回の事は城に戻ってから
女王や総司令殿、シャクラ殿を交えて話そう」
と言い、城に向かってへと歩いていった。

その後、ウサみんとねるの帰還とその時に見たものが
リンドウから伝えられ、今居るこの世界の異質さを再確認する
事となった。

続く
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